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デジキャラット・シンフォニー

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でじこは平田先生からもらったサイン本「プロジェクトZ 街の輝きを取り戻せ!」の
サインページを開いた。
「自分なら必ずできると信じるものが最後に笑う 平田道明」
「必ずできると信じた平田先生とでじこたちが最後に笑うんだにょ!」
「歴史は自分たちで作ったほうがおもしろいにゅ」
「あたしもそうする!」
「みけもみゃ!」
「ぴよこも平田先生についていくぴょ!」
「ピョコラ様、それはあまりに危険なのでは?」
「でじこおねえちゃんだけに手柄を独り占めされたくないぴょ!ぴよこは平田先生を師と仰いでいるぴょ!おまえたちもぴよこと一緒に平田先生についていくぴょ!」
「君たち本気か?まかり間違えば全員生きてアキハバラや自分の国に帰れなくなるぞ」
「でじこはデジキャラット星を出る時に生きて帰れないことは覚悟して地球に来たにょ!でじこはデジキャラット星に生きて戻るより平田先生と一緒に教科書に名前が載ることを選ぶにょ!」
平田先生はまたもしばらく考えていた。
「平田、おまえがやらないなら、わしがこの子たちをピョンヤンに連れて行く」
尾崎先生がそうせかす。
そこにはあかりと美香とマネージャーの吉村さん、そして宝塚トップスターの一条さんの姿もあった。
「おまえたちまで・・・」
「あたしたちも叔父上の天下取りにつきあいます!叔父上にはもう一度日本一の歴史学者になってほしいんです!」
「美香からお話は聞きました!親友と一緒に行動します!」
「タカラジェンヌはお国のために舞台を演じてきました。団員全員の心は一つです!」
「あかりのことはご心配なく、「プロジェクトZ」の特別レポーターとして事務所に許可をもらってきました!」
「吉村さん・・・」
「平田先生」
「コリアタウンのオモニさんまで・・・」
「うちらはこのときを待っていました!一番乗りは大阪鶴橋コリアタウンの若い衆たちにやらせてください!」
「こういう時のコリアタウンです」
「分かった!「プロジェクトZ」やるぞ!みんなで一緒にピョンヤンへ行って独裁者を倒そう!」
「おおっ、あかりの生「プロジェクトZ」にょ!」
「私が必ずみんなを一緒にピョンヤンへ連れていく、そして独裁者を倒す!みんな!私と一緒に歴史を作りに行こう!」
「オーッ!」

10、出航にょ!
数時間後、門司の港から一隻の船が出航した。マストには尾崎先生の南十字星の旗が掲げられた。