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デジキャラット・シンフォニー

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「次にうさださんはこのビラを空からばら撒け!できるだけ広い範囲にばら撒くのだ!」
「はい」
「美香とあかり殿、花組の人は川向こうのピョンヤン放送局へ向かえ!放送局を占拠すればこちらの勝ちだ!放送局を占拠したら直ちに二人で「独裁政権は崩壊した」と告げよ!」
「はい!」
「残りの3人は私と一緒に独裁者の宮殿を目指す!目からビーム使い放題でいい!邪魔する奴らは容赦なくビームを浴びせろ!みけちゃんは釣り糸で相手を縛れ!」
「平田先生に続くにょ!」

「平田先生、独裁者の宮殿まであとどのくらいあるのかにょ」
「尾崎先生の地図に間違いがなければ、あと2キロもないはずだ!」
「ちょっと待つぴょ」
「うるさいのが来たにょ」
「でじこおねえちゃんだけ手柄独り占めはよくないぴょ」
「そう思うならぴよこちゃんも手伝ってくれ!」
平田先生は即座にぴよこの手をつかんだ。
「いいか、私が一番先に進むから、抵抗する奴らは口からバズーカで皆殺しにしろ!」
「おおっ、悪ぴょ!」
平田先生は刀を持って次々と兵士を斬っていった。
「平田道明の刀を受けられるやつがピョンヤンにいるか!」
「ぴよこ、平田先生を助けるにょ!」
「おねーちゃん・・・」
二人は平田先生を援護した。

でじこたちが宮殿の玄関に着いたときだった。
「おや、ラジオから声が聞こえだした」
「皆様こんにちは、うさだあかりです」
「平田美香です。ピョンヤン放送局はあたしたちが占領しました!」
「あかり、やったにょ!」

そのころゲマも。
「この塔の上に南十字星の旗を立てるといいゲマね」
ゲマが旗を塔の上に立てると、塔の上から強い光が出た。
「な、なんだゲマ・・・・」

「ゲマ殿もやってくれたな」
「平田先生・・・」
「これで独裁者の隠れる場所はこの宮殿以外なくなった、あとは独裁者の首を取れば尾崎先生の計画は全て成功する!」

一方、三宮では、りんなが起きてきた。
「おはようございますみゅ」
しかし、生田たちパティシエたちは今日に限ってテレビの前に群がってケーキを焼こうとしない。材料も生地も今日に限ってそのままだ。
テレビはピョンヤンからの生中継を映していた。生田たちは全員テレビの前にいた。
「生田さん、今日はケーキ焼かないみゅ?」
「今日はそれどころやない!みんなテレビの前におってケーキなど買いに来んわ!