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デジキャラット・シンフォニー 2

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でじこが落ち着いたところで美香の手を見ると、見覚えのある鏡だった。
「覚えてる?伯父上の鏡」
それは、平田先生が持っていたでじこの目からビームを跳ね返す鏡だった。
「普段は楽屋でお化粧とかに使っていたの。役に立つとは思わなかった」
「そうだったにょ、平田一族は目からビームを跳ね返すんだったんだにょ」

その夜、上本町に再び南十字星が輝き、人々は歓喜に酔いしれたと言う。

エピローグ 王様からの恩賞
でじこたちは宮殿で王様に面会した。
「みなさん、ご苦労様でした。これより表彰を行います」
王様は勲章をたくさん用意したのであった。
「ショコラ・デジキャラット。この度は平田道明・久弥親子に代わり主力としての働き、見事でした。よって私が道明・久弥親子に与えた爵位は全てあなたに与えます」
さらに、杉本侍従が勅命を読み上げた。
「勅命、国王はショコラ・デジキャラットを大勲位に叙し、菊花大綬章を授与する」
平田先生よりも高い位をでじこはもらったのである。
続いて美香とあかり、久弥に「旭日大綬章」が与えられた。
うさだ、ぷちこ、杉本侍従、ミルフィーユ秘書、小林知事、ぴよこ、渡辺さんには「旭日重光章」。平田邦俊、尾崎守道、ゲマ、PKOトリオ、ちとせなど27名に「旭日中授章」、その他に今回の作戦に参加した人にはもれなく「旭日小授章」、さらにでじこ以下全員に「藍綬褒章」が与えられた。杉本侍従とぴよこにはこれに加えて「菊紋銀杯」と昇進が認められ、杉本侍従は侍従長に、その後任に正式侍従としてぴよこがあてられた。さらにぴよこには王様から「御下賜金」50万円が贈られた。
一連の表彰が終わると、王様は大広間で大宴会を開いた。
宴会では王様の好物のカレーライスをはじめ、道明の好物であるうどん、久弥の好物「すいとん」などが出された。もちろん美香が指導を行った味である。みけの魚も出された。デザートにはりんなのケーキが出された。

爵位を受けたと言っても、事が終わればでじこたちはまたアキハバラでゲーマーズの店員として働いていた。