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デジキャラット・シンフォニー 3

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「いい方法?」
「会社をつぶしたこいつらに責任取らせて制裁するにょ!」
「そうだな・・・。一つ方法があるぞ」
「何だにょ?」
「でじこちゃんが大阪地裁に阪急電鉄の破産を申し立てるのだ」
小林兄弟は真っ青になった。
「そうすれば小林兄弟は全財産を失う。阪急電鉄は完全にこの世から消滅する」
「いい考えだにょ、早速やるにょ!」
「でじこ様、どうかそれだけはご勘弁を・・・」
そこへ一人の男が現れた。東宝の松岡正通副社長である。
「松岡さん、どうやって生き返った?」
松岡は自分が起こした反乱の失敗の責任を問われたが、でじことぴよこが王様にとりなしたおかげで罪を問われずに済んだ。松岡はそれに感謝し何かお役に立てることをしたいとでじこに申し出たため邦俊の発案で国有化した東宝の副社長の座に着いた。なお、社長は阪急の小林社長が兼任している。
「松岡君、いい所に来てくれた。この子供たちがとんでもないことを言い出してきかんのだ」
「何ですか?」
「阪急電鉄は今朝方民事再生法適用申請をしたのだが、こいつらは阪急電鉄の破産申し立てをやるとか言っている。何とかならんか?」
松岡はでじこと邦俊の前に進むと、ひざまづいてお願いした。
「阪急電鉄の破産申し立てを行うとか?」
「そうにょ、こいつらには責任を取ってもらうにょ!」
松岡は深々と頭を下げて言った。
「でじこ大臣、ぜひその破産申し立て、私と東宝株式会社も仲間に加えてください!」
これを聞いた一同は驚きの声を上げた。
「ちょっと、松岡君。社長の私を見殺しにする気かね?」
「往生際が悪すぎますぞ。小林社長。小林社長はもちろん知事も責任を問われて当然です」
「なに?」