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デジキャラット・シンフォニー 4

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「分かっておる、韓国軍が東京に攻撃でも仕掛けたか」
「いえ」
「何?」
「確かに攻撃は仕掛けましたが、韓国軍は東京攻略に失敗したばかりか攻撃を受けて敗走しております。まもなく沼津に達するものと・・・」
「何だと?」
「韓国軍の残存兵力は5万を切りました。幸いにして三島は敗走できるようなルートからは外れておりますのでここへ来る余裕はないでしょう」
「宮司!これは天の助けですぞ!」
「おう!誰がやったのか知らぬがこれこそまさに天の助けだ!」
まもなく韓国軍と別の一団が三島大社に迫った。
「まさか・・・敗走した韓国軍か?」
「それにしては様子がおかしい」
そのとき町田宮司が気付いた。
「皆の衆!あれをよく見るがよい」
すでに夕闇が迫っていたが、一団の中に5つの星で作られた旗が見えた。
「おっ!あれは南十字星の旗だ!」
「なに?すると韓国軍を追い出したというのは・・・」
旗が三島大社にゆっくりと近づくとでじこと南十字星の旗を持ったぷちこの姿が見えた。
「でじこさんだ!平田親子の歴史学の後継者、でじこさんだ!」
三島大社では一斉に歓声が上がった。
「これは三島の町をお救いせよとの平田先生の思し召しじゃ」
町田宮司はすぐにでじこを出迎えた。
「町田さん、うなぎ食べに来たにょ」
「ぷちこは鮎の塩焼きにゅ」
「はいはい、すぐにでも用意しますとも」
でじこたちは三島大社に招き入れられた。
町田宮司はすぐでじこの記念碑の前でお払いと戦勝祈願を執り行った。
「平田先生、見ていてくださいにょ」
「久弥さん、たのむにゅ」

翌朝、でじこたちは西へ向かった。

西へ向かったでじこたちは韓国軍の追撃を始めた。
中でも青いゴズロリ服のMintは軍隊でも評判になり、無茶をしてまで進軍したのである。
平田久弥の娘という血筋も話題になり、三島からわずか2日で名古屋へ到着、そのまま三重へ向かうのである。
「Mintさん、少し無茶すぎませんか?」
「かまいませんわ、早く日本を取り戻すのです!」
このMintの進撃ぶりをもっとも心配していたのはでじこである。Mintに遅れること3日で名古屋に入ったでじこは加藤の熱烈な歓迎を受けた。そのときでじこは加藤からMintのすさまじい進み具合に対する批判を聞かされた。