二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
フレンドボーイ42
フレンドボーイ42
novelistID. 608
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

【完全読み切り】頂

INDEX|2ページ/3ページ|

次のページ前のページ
 

 …まあ別にレッドという名前であるから問題はない(因みに本名)が、この団体は別に俺一人で作ったわけではない。10人の団員がいるが、メンバー集めという点では4人、初期メンバーとしては3人、そして、現在の戦力としては全員。そのうちの誰かの名前を冠するというのはどうだろうか。まあ、他のやつらもそれでいいとは言ってはいるが。

 #

 「別にお前が彼女に会うことは禁止してないだろうが」
 「だってレッドさんが合わないのに俺が抜け駆けするみたいじゃないっすか」
 「そういうことを気にしてるからお前は未熟なんだよ」
 「その前に彼女を泣かせてるレッドさんはどうなんですか」
 「あいつのようなのが泣くかよ。どうせ俺に内緒で男でも作ってるだろ」
 「…それは彼氏として認められるんですか」
 「だってもう3年も失踪してることになってるんだぞ」
 「だからって」
 
 ヒビキはポケギアでは連絡はとっているようだ。だがやっぱり本人に会ってじかに話したいというのがあるのだろう。…俺も正直同じことを考える。だが。

 どうせあいつに会ったって。

 俺は正直未熟だと思う。レッド・グリーン・イエローと最強トリオが連日マスメディアに取り上げられた。ポケモンリーグの表彰台を同じ町の出身の同年齢の3人が独占したらさすがに驚くかもしれない。イエローは「あんたがはっきりしないと私は別の男になびくかもよ?」と言ってきた。少女として確かにイエローのプロポーションは目を見張るものがあった。
 だが、俺は正直納得していなかった。俺があの大会に優勝できたのは、前日グリーンが謎の連中に襲撃され、痛手を負っていたからだ。あいつはそのことを問わず、素直に俺に優勝を譲った。
 
 それが俺のプライドにひびが入った最初の瞬間だった。

 そのあと、さらにそもそもイエローが俺との準決勝で負けた理由を偶然知ってさらに落ち込んだ。
 あいつの日記に、
 
 「レッドとグリーン、昔からライバルだった二人が決勝で戦えますように」

 と書いてあったのを、あいつが席をはずしている間に見てしまった。

 …俺は別に最強じゃねーじゃん。

 そう思うと、そんな気遣いなしで最強になれるように、修行したい、というより、そもそも、

 「人に気遣いさせている」

 ということによる精神的ダメージをいやすために、逃げた、というのが正しい。