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カイトとマスターの日常小話

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「うっ!僕が迷子になったんじゃないです!マスターが迷子になったんじゃないですか!」
「誰が!迷子はお前だ!気が付いたらいなくなってるし!」
「いなくなったのはマスターじゃないですか!!」
ここが店内だと言う事を忘れて、俺とカイトは暫し睨みあった。人の目がちくりちくりと刺さるのに気付いて慌てて場所を移す。
「…お前の所為で恥かいたじゃねぇか」
「むっ。ひとの所為にしないでください」
最近、カイトは口ごたえを覚えたらしい。可愛くない。…まあ、馬鹿みたいなことで他愛の無い口喧嘩が出来るようになってきたのは俺とカイトはマスターとボーカロイドじゃなくて、家族に近づいてきているのかもしれない。こうやって、家族になって行くんだろう。
「…特売みたいだからアイス買ってやろうかと思ってたけど、やめた」
だから、ちょっとくらいの意地悪もいいだろう。
「え!?マスター、酷いです!!アイス、買ってください!!」
「嫌だね!」



 まあ、こんな夏の日の一日のこと。






オワリ