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　珍しく大声を出して訴えたＬを見下ろして、そ？　と肩をすくめると月はゆっくりと腕の力を抜き、竜崎をおろす。
　足を床につけたＬは嘆息して月の肩に額をつけた。
「月君は・・・時々よくわかりません」
「僕はＬがいつもわからない」
　不思議そうな目で見られて、Ｌはもう一度ため息をついた。