二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

僕らの日常坐臥風景

INDEX|2ページ/3ページ|

次のページ前のページ
 


10分後

新「うん、見事に骨折だね・・・久々じゃない?入院レベルの怪我」
静「やっぱそうか・・・久々にポキッッと聞こえたからな・・・」
臨「おお、シズちゃんも意外と人間なんだねえ」
新「シズちゃん?」
静「クソノミ蟲・・・それやめろっつったろうがぁ・・・」

ブンッッメキャッッ

臨「や・め・な・い・よーだ!!シズちゃんシズちゃんシズちゃんシーズーちゃん!!」
静「てめえ、うっぜえ!!!このノミ蟲が!!!ぶっ殺す!絶対殴り殺す!!怪我が治ったら絶対ぶん殴る!!!」
新「はは、2人ともあだ名で呼び合うようになったんだねえ、仲良くなったじゃないか」
戦争「全然仲良くなってない/ねえ!!!!」
臨「セリフ被んないでよ、シズちゃん!!」
静「てめえこそ被んな、クソノミ蟲!!」
新「仲いいのはいいことだけど、とりあえず静雄は来良病院に行こうか、校庭に救急車呼んだし・・・流石に歩けないよね?」
静「おう・・・なんか痛え」
臨「むしろ歩けたら骨折じゃないよね、ソレ」
新「うーん、僕1人じゃ連れていけないし、臨也は手伝っても余計に怪我増やしそうだし」
門「おい、岸谷、コレで連れて行けねえか」
臨「あ、ドタチンじゃん」
静「あ?あー・・・門田か」
新「今日は2人を止めなかったんだね、図書館にでもいたの?それと担架ありがとう、さー静雄、担架の上に寝転がって」
門「まぁな、今日は図書館の方に来なかったみたいだからな」
臨「ドタチンは本大好きだよねぇ」
静「担架、足出る」
新「クッ、羨ましいっ、俺だってそれくらい身長欲しいんだからね!!」
臨「それわかる・・・シズちゃんとドタチンの身長くれればいいのにねー、新羅」
門「いや、無理だろ・・・うっし、岸谷、折原、そっち持てよ」
静「ノミ蟲にはぜってーやらねえ、できてもやらねえ」
臨「俺もシズちゃんからなんて願い下げだよ!じゃ、新羅、一緒に片方ずつ持とう!共同作業!!」
新「そうだね、じゃあ、せーの!」
静「うお・・・なんか、不安定でこええ」

ゆぅうらゆっさりよいこらゆ~らり

臨「シズちゃんたら臆病だなぁ!あははは!!」
門「ちょ、折原!揺らすな!俺も落ちる!!」
新「ほらほら、落ち着いて、早く行かないと救急車の隊員さんも大変なんだよ?次から次へと緊急患者は絶えないんだからさ」

ゆらららりどっこいゆらっっゆらゆぅらっゆらんっ(←階段下りてる

静「・・・吐きそう」
臨「はあ?!なんでさ?!シズちゃん乗り物酔いするタイプ!?」
門「でもこの前電車には乗ってたよな?」
新「小学校の頃も修学旅行のバスとか飛行機も大丈夫だったはずだけど・・・」
静「なんか、こう・・・吐く」
臨「わあああ!!だれか、誰かエチケット袋ーー!!!!」
門「吐くな!落ち着け!!おい、慎重に踊り場に下ろすぞ!!」
新「し、静雄!もうちょっと、ちょっと我慢!!大丈夫、静雄は我慢できる子!!ガ・マ・ン!!」
臨「ちょ、袋は?!あ、制服のブレザーとか?!」
門「落ち着け折原!今は夏服だ!!」
新「しゅ、手術用の手袋なら!!」
静「・・・う゛っ」
臨「ぎゃあああ!!だ、誰かーー!!袋ーーー!!!そして新羅、それは入らないと思う!!!って、ちょ、シズちゃん俺に向かって吐こうとしないでぇええ!!!!」
門「平和島!ほら、救急隊員の人から黒いごみ袋だ!!」
中学コンビ「「ナイス救急隊員!!!!!」」

作品名:僕らの日常坐臥風景 作家名:灰青