ヘタリア☆おんらいん
アサ「アルフレッドはどんなのが良いんだ?(聞きたくねえけど)」
アル「そんなの決まってるじゃないかっ!俺が1日ヒーローするのさ!まあ俺はいつでもヒーローだけど!」
アルフレッドはつづける
アル「とりあえずアーサーをひざまづかせてえー菊には新作ゲーム貸させてえーフランシスにはカッコイイ服新調させてぇーイヴァンには(略)」
アサ「ヒーローっつーかただの独裁だろ!それ!!」
フェリ「あ!俺、みんなが幸せになるイベント思いついた=ヮ=」
ふわふわとフェリシアーノが手をあげる。
みんなは、えっ
とフェリシアーノの方をみる
なぜならフェリシアーノが意見するのは珍しいが、フェリシアーノが過去に意見した事と言えば
「パスタ」
その一言だけなのである
フェリ「えっとねえ…パスタ食べ放題とか♪」
またか。
アサ「却下。」
フェリ「えーっ!なんでなんで!?みんな幸せハッピーエンドなのに!」
アサ「別にいいけどよ、盛大な式典にパスタ食べ放題はお前しか楽しめないというか」
アーサーは自慢の眉毛をしかめた
アサ「まあメタボ野郎のよりはいいけどな。」
アル「なんだって、俺のだってハッピーエンドだぞ!」
アサ「どこにあれがハッピーエンドになるマゾヒストの国があるんだよ!」
その様子を見ていたルートヴィッヒは
もう顔が苦労性の表情に固まってしまいそうになっていた
ルート「あー…俺もいいか?」
アサ「お、ルートか。いってみろ」
ルート「超体育祭なんかどうだ?そうすれば日頃運動してない国も鍛え直すチャンスができるし、何より健康に良い。メニューは食事制限付きで穴掘り、ウサギ飛びとそれから」
菊フェリアル「阻止!!」
瞬発力良く三人がハモる。
アルフレッドにいたっては青ざめている。
菊も必死だ
菊「インドア派の私にはキツすぎます!次の日は関節痛に腰痛に、とにかく大変なんですっ…!」
フェリ「俺、訓練はいやだよぅ~!キツいのやだよぅ!」
アル「訓練自体はダイエットにもなるし良いかもだけど…ハンバーガーやシェイクが食べらんないのは非人道的なんだぞっ!!」
ルートは自分のアイデンティティを否定されたような顔をしている
ルート「日頃から運動を怠っているからそういう考え方が出来るんだ!こんなもの、こなせなくてどうする!!」
アサ「まとまる気配もねえな。」
さっきまでのルートの立ち位置でアーサーがため息をついた。
作品名:ヘタリア☆おんらいん 作家名:赤色とまと