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ルノ・ラダ ~白黒~

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「・・・・・。ごめんね?僕はラダを悲しませるつもりじゃないんだ。それにラダの事、子供だとかペットだとかは思った事はないよ?確かにたまに可愛いなって思うことはあるけど。・・・じゃあラダ・・・えっと、あのね、僕・・・。」

ルノは一旦深呼吸をしてから続けた。

「僕は鈍いみたいだし、経験不足で何も分からない情けない男だけど・・・僕と付き合ってくれる・・・?」

ラダは目をぱちくりとさせた。

「えっと・・・適当に言った訳ではないんだ・・・。確かにラダが好きという気持ちがあるから。それが恋愛かどうかってよく分からないのは事実だけど・・・でもラダにキスされた時にまあ良いかと思った、というのはラダだから良いかと思ったんじゃないかって・・・ごめん、きちんと説明できないな・・・。とりあえず経験不足だからこそ君と恋人として付き合ってみればはっきり分かるんじゃないかなって思って。・・・だめかな、こんな実験めいた事。だけどこれが今の僕に出来る精一杯なんだ。側にいたいのも確かだし。・・・だめ?」
「・・・い、いえ・・・。じゃあ私がキスしても嫌じゃないですか・・・?抱きついても気持ち悪くないですか・・・?」
「うん。じゃあ付き合ってもらえる?」
「はいっ。」

ルノはにっこりと笑った。
ありがとう、とラダに近づき軽くラダの口にキスをした。

「!!」

軽いキスだったがラダは顔を真っ赤にして喜んだ。
初めてルノさんからキスされた!!

「う、嬉しいですっ。」
「わっ。」

ラダはギュウっとルノに抱きついた。
とても嬉しそうに笑いながらギュウギュウとくっついてくる様はやはり可愛いな、とルノは思った。

「・・・じゃあ・・・私は気にせずそばにいていいですか?くっついていいですか?キスしていいですか?」
「うん。僕もそばにいるしくっつくしキスするよ。」

ニコリと笑ってルノはそう答えた。
そしてまた軽くチュッとキスをした。
ラダは嬉しそうに笑った後、少し考えて言った。

「じゃあねルノさん。私1つ贅沢言っていいですか?」
「うん、何?」
「せっかく恋人になれるというのですから、友達のようなのじゃなくて、その、恋人同士のキスしたいです。」

ラダは艶っぽい声で言った。

「え?ああ、えーと・・・分かった。」

ルノは赤くなりつつも頷いた。
ラダは嬉しそうにニッコリ笑って、ほんのり口を開けて近づいた。
ルノも近づく。

「ん・・・」

ルノが口を離したとき、ラダはうっとりととろけるような表情をしていた。
唇はほんのり腫れて赤くなっており、それが益々色っぽかった。

「ルノさん・・・上手です・・・。」
「え、でも・・・僕初めてだし・・・」
「ううん、もう、最高ですぅ・・・。」

ラダは力が抜けたように、寄りかかるようにルノに抱きついた。
ルノは椅子に座った。ラダはニコリとしてその上に座る。

「もう1回・・・」
ラダがルノの首に腕をまわしそう言った。
ルノはラダの背中に手をまわして顔を近づける。

口を離した後、ラダはルノの胸に頭をのせた。

「・・・ルノさんも・・・ドキドキ、いってる・・・。」

幸せそうに呟いた。

「うん。」

うん、確かに。

ドキドキしてる。
初めての経験のキスだから?
ラダだから?
どちらにしても今、こうしているのはちっとも嫌じゃない。
作品名:ルノ・ラダ ~白黒~ 作家名:かなみ