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Let Love and Friendship Reign

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※ここからは、Q&A形式となっています。

Q.スイス「プロイセンはいるであるか?!」

A.ドイツ「さぁ?今朝、どこかへ行ってしまったから、ここにはいない。頼むから、銃を下ろしてくれ!!」

A.オーストリア「プロイセンですか?今日は来ていませんよ。スイス、どうかしたのですか?そのような怖い顔をして。昨日、プロイセンと何かあった…」(スイスは何処かへ行ってしまいました)

A.ハンガリー「プロイセン?来てないわよ。…あ、もしかして、アイツ、とうとうリヒちゃんに手を出し…」(スイスは何処かへ以下略)

A.フランス「プロイセン?来てないけど。そういえば、昨日の誕生日ケーキ、リヒちゃん気に入ってくれてた?お兄さん、気合入れて作った渾身の…」(スイスにセダーンされかけました)
(因みに、フランスは誕生日ケーキのみ提供、出席が許されませんでした)

A.スペイン「プロイセンか?今日は来てへんけど…」

A.カナダ「えーっと、プロイセンさんですか?来てませんけど…」

A.セーシェル「プロイセンさんですか?うちには来てねーですけど」

A.イタリア・ヴェネチアーノ「ヴェー、プロイセン?来てないけど…。もしかして、リヒちゃんと関係ある…」
(スイスにセダーン以下略)

A.ギリシャ「プロイセン…?来て、ないけど…」

A.中国「プロイセン、アルカ?来てないアルヨ」(中国に押し売りされる前にスイスは何処かへ以下略)

A.北欧5(代表してフィンランド)「プロイセンさんですか?来ていませんけど、スイスさん、どうかしたんですか?」

A.ラドビア「プ、プロイセンさんですか?こ、ここには来てませんけど…」

A.日本「プロイセンさんですか?来ていませんが…。もしかして、リヒテンさんと何か関係が…」(スイスにセダーン以下略)


※ここでQ&A形式は終了です。


スイスは最後に、イギリス宅を訪ねた。
「スイス?どうしたんだ?」
友達のいないイギリスは、スイスの突然の訪問に驚きつつも、快く迎え入れた。

「で、用件は何だ?」
イギリスはスイスを応接間に案内し、紅茶とスコーンなどの菓子(もちろんイギリス本人作)でもてなした。
「紅茶だけで結構である。そう言えば、リヒテンが貴様が淹れた紅茶“だけは”美味いと言っておったからな」
スイスはティーカップを受け取ると、イギリスに嫌みを言った。
「ああ、そうかよ…。で、妹のために紅茶のフレーバーが欲しいってか?」
イギリスは、よくある嫌みに頬をヒクヒクと引きつらせながらも、受け返した。
「いや。プロイセンはいるのであるか?」
スイスはさらっと受け流して、本題に入った。
「プロイセン?来てねーけど、何かあったのか?」
イギリスは昨日のリヒテンの誕生日パーティーを知らないので、素直に尋ね返した。
「いや、何でも……。…実は……」
スイスはこのまま立ち去ろうと思ったが、イギリスから何らかの情報が得られればと思い、これまでの経緯を簡単にまとめて、イギリスに話した。

「そういう事だったのか…」
―相変わらずの妹馬鹿じゃねぇか…。
イギリスは内心、スイスの妹馬鹿っぷりに呆れていた。
でも、イギリス本人もあまり人のことは言えない気がするのだが…。
「それでだ、中心にハートがあり、それを両手で支えているデザインの指輪について何か知らないであるか?何か民族的なものを感じるのだが…」
「両手でハートを支えてる…?もしかして、ハートの上には王冠が乗ってなかったか?」
イギリスは何かを思い出したかのように、スイスに尋ねた。
「ああ、それである!」
「ちょっと待ててくれ」
イギリスには心当たりがあるらしく、側に控えていたハウスメイドに何かを命じた。
ハウスメイドは「畏まりました」と言って退室し、暫くして、ノートPCを持って戻ってきた。
「多分、その指輪って……。コレのことか?」
イギリスは手慣れた動作でPCを起動させ、インターネットに接続した。
そして、目的の物を検索して、出てきたサイト(英語版)をスイスに見せた。
「そう、これである!リヒテンがしていた指輪は!!」
スイスはその画像を指差した。
映し出された画面には「Claddagh Ring(クラダーリング・クラダリング)」と紹介されていた。


作品名:Let Love and Friendship Reign 作家名:桜飴♪