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Hiwaily*2 番外編【smiley*2の場合 前編】

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前略 俺の預かり知らぬところで巨大プロジェクトが計画されていた模様。
いや、ぶっちゃけ俺わくわくしてきた!



「すまないね、直人君」


「いえいえ」


蛇足の謝罪に、直人ただ苦笑いをこぼすだけだった。

この町でも有名な二大ホストクラブが、合同でパーティーを行う。
最初から聞かされていれば、きっと自分は暴走してしまうだろう。
まぁ、何の疑問もなく貸し出されていた自分もドンマイと言った感じだが。


「秘密の方が、面白いと思いますよ」

「そうか、それならいいんだが。……なにをしているんだい?」


直人は厨房にて、一人でクロッキー帳に鉛筆を走らせている。
蛇足はそれが気になり、彼に声をかけたのだった。


「ああ。パーティーに出す料理の構想です。
皆さんの歌をイメージした料理を出そうかと思って」

「俺達の歌?」

「は……あ」


にっこりと直人は笑うが、次の瞬間眉間にしわを寄せる。


「どうしたの?」


「俺、よく考えたら蛇足さん達が歌ってるとこ知らない」


しょんぼりと直人は鉛筆を置く。蛇足は思わず笑ってしまった。
その声が響いたのか、彼はきっと顔をあげる。


「何がおかしいんですか?」


「準備期間はまだあるから。俺達が歌ってあげるよ。……君の為にね」



蛇足は歩み寄り、彼の耳元でそっと囁く。
耳に響いた低温に、直人は顔を真っ赤にした。


「蛇足さん!」

「ははは」







直人、蛇足と戯れるの巻。