Hiwaily*2 番外編【smiley*2の場合 前編】
前略 蛇足さんの計らいで皆の歌を聴くことになりました。
……あの、こっちをガン見しながら歌わないで、恥ずかしい。
「直人君、直人君」
「はい、clearさんどうしました?」
「俺のイメージって、どんな感じなの?」
歌い終わったclearの言葉に、直人は人差し指を立てて唇にあてがう。
子供っぽいそのしぐさは、なぜか彼によく似合っていた。
「それは、秘密です」
「うーん、直人君焦らし上手だなー」
「だって、ばらしたら面白くないじゃないですか」
「ふふっ、でも本当に直人君の料理楽しみだなー」
clearの言葉に、直人は照れる。
彼は、直人のファンなのだという。それがすごく恥ずかしいのだ。
「でも、これが終わったら直人君、あっちに帰っちゃうんだよね」
「そうなんですかね」
「俺、直人君と離れるの嫌だなー」
clearはそっと直人に近づき、手を握る。
何の事か分からない直人は、小首をかしげた。
「直人君、俺専属の料理人になってくれればいいのに」
「clearさん……。じゃあ俺が杏さんの所で独立したら。
家に遊びに来てくださいよ」
「本当!絶対だよ!!」
直人、clearと約束をする。の巻。
作品名:Hiwaily*2 番外編【smiley*2の場合 前編】 作家名:響嵐



