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ノゾム@ナイ修布教中!!
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novelistID. 1634
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ずっと欲しかった(幸運男/ナイス×修正)

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(修正がこの手に落ちてきてくれればいいのに)

すっかり夜も更け、深夜に差し掛かろうという時刻
ボーっと手のひらに握られた携帯電話を見つめながら夢想する

(なんて、ただの妄想っすね)

こんな風に何もしないで夜中に一人でいるからこんなこと考えてしまう
しかし、何もせずソファに寝転び思考の海に沈むのは、既に習慣と化してしまっている

それにこの時間には…

「あ」

携帯電話が震え、着信を知らせてくる
ディスプレイに表示されるのは恋焦がれてやまない彼の名前

「もしもし」

毎回ではないが、この時間には彼からの連絡が来る可能性が多いのだ
だからどんなに暇でも眠くてもこの時間は何もせず携帯のコールを待つことにしている
愛しい彼の声が聞けるのだ、待ちわびずにはいられない

…それが例え
彼の恋の相談を聞くためだとしても…

「今日はどうしたんっすか?」

切ないとか苦しいとか、そんな思いをおくびにも出さず明るく声をかける
これもいつものこと

「え?」

…けれどその努力も彼の発した一言で無駄になってしまった

「今すぐ行くから、待ってて」

彼の返答を聞く前に携帯を電源ごと切る



−早く、早く彼の元に向かわねば



『今から…来れないか?』

泣き出しそうな、震える声で修正はそう言ったのだ
今までも涙声で電話をかけてくることは数回あったが、そんな風に呼び出されたのはこれが初めてだった。

(何があったんすか…?)

上着を羽織り、携帯と財布だけを掴み家を飛び出す
問いかけたい気持ちもあったが、今は彼の元に向かうのが先だ