センセイ。
「なっ・・・ふざけ」
俺は口を塞いだ。やさしく。包むように。右に、左に顔を傾ける。
「んん・・・」
彼は、腕を、足を、顔をなんとか動かして逃れようと必死だ。
俺は舌で彼の唇をなぞった。
「んっ・・・ふ・・・」
彼は意地でも口を開けないつもりだ。
だけどもう限界のはず。
彼は息を止めていたし、右足の太ももに固いモノがあったいるのを俺は知っていた。
「んっ、はぁっ・・・うっ」
彼が呼吸の限界に達し、息継ぎをしたところを俺は逃さなかった。
「息、しなよ」
「あっ!」
俺は、舌を侵入させた。