二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

快晴の日

INDEX|4ページ/6ページ|

次のページ前のページ
 


「でっ、で、デンジさあん!ちょっ、はやい、速いよ!!」
「ハハハ、だいじょぶだいじょぶ」

レントラーが走り回るので、コウキの声は大きくなったり小さくなったりして、それがすごく面白かった。いつの間にか涙は乾いていて、速さにもなれて、レントラーとライチュウの一挙一動にはしゃぐコウキはすっかり普通の子供だった。一人で旅をして、ジムに挑戦するだけじゃなく悪の組織とも戦い、伝説の神々と対峙してきた、その年で背負うにはあまりにもでかい重圧を感じさせる表情は一切なくて、そこにいるのはただポケモンと遊んでいるだけの子供だった。

作品名:快晴の日 作家名:たに