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その頃から、大國は『う゛ぉーかろいど』に少しずつ島國の話をする様になりました。

それは、『う゛ぉーかろいど』と島國は別人である…そう自分へと納得させるためだったのかもしれません。

『う゛ぉーかろいど』はその話にとても興味を持ち、何度も聞きたがりました。

せがまれるたび、大國は満面の笑みと共に、島國とのたくさんの思い出を話してあげました。

…笑みの裏に悲しみを隠して。