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日帝が独り優雅なバスタイム真っ最中の時、
大英は日帝が忘れていったド●ホルンリ●クルを届けようと玄関でそわそわしていた。
何故自分の家にこんなものを忘れていくんだなんで俺が届けなきゃいけないんだと少し疑問や怒りを感じたが、
大英はとにかく日帝の家に来ちゃったどうしようはわわという感じでかなりどきどきしていた。

（こんなところでうじうじしてるのもなんだし勝手に上がりこむか…）

大英は作者曰く基本その場しのぎタイプなので、色々な言い訳はその場の流れでいいやという感じだった。それが裏目に出ていっつも憎まれ口ばかり叩くのだが。

大英は思いっきり玄関口を足蹴にすると、ずかずかと廊下を進み、目だけで日帝の存在を確かめた。

廊下を奥に進んで角を曲がると、あまり見慣れない場所に着いた。
だが大英は気付かなかった。ここは脱衣所で、
すぐそこに脱ぎたての衣類が入れられているカゴがあること、

日帝は今風呂にいる、ということを。


「おい日帝、此処にいるのか？」

その声を発したのと、扉を開けたのはほぼ同時だった。