かぐたんのぷちぷち☆ふぁんたじぃ劇場Q2
×月×日 ヅラ子の出張ヲトメ★日記(2)
【副題】ヅラ子姐さんの(前略)結局コドモはギャースカだりぃから&電話も途中で勝手に切られる恐れがあるからオトナ限定★ロックしたら逃がさないゾっ★★タイマン談話室
D:……ハイッ、とゆーわけでね、装いも新たにオープニング迎えました新コーナー、記念すべき最初のゲストはこの方! いぶし銀(こないだアタシうっかりかつおぶしと間違えちゃった☆)のミリキ満載! ムーディマ夕゛オさんですっ!
M:――いやどうも、こんな晴れがましい舞台にお招き頂いちゃってね、……あっダメです今日は歌いませんよ? またまたー、いくらノセたってムダですギャランティ発生しないところでは一小節たりとも歌いませんったら!(キリ!)
D:おー、さすがちゃっかりしていらっしゃる、
M:……(フッ)無駄にイイ声でうたなんかうたったところでね……、もう、もう決してあの子の心に届くことはないんだーーーーっっっ!!! わぁぁ!!!
D:……あー、例の強引な行きがかり上やたら懐かれてた設定のメガネっ子少年に猫カブってた正体露見して愛想尽かされて幻想のパーフェクトワールドついに破綻したとかしないとか……、
M:やめてよっ! 傷はまだ半生なんだからッ!!!(めそめそ)
D:アレッ? そーいやたしかお客さん、あそこのダンナの方とも瞬間風速でウワサになってませんでしたっけ? とゆーことはァァ、おおっとまさかの親子丼かっ?!(ひゅーひゅー☆)
M:ちょっとぉ!!! だからそんなんじゃないって言ってんでしょぉォォ!!! だいたいあそこの二人は疑似家族であって血縁関係じゃないんだからまかり間違って間違い起こしたところできっちり他人丼ですよっ!(すちゃ!)
D:他人丼……。してその具材は?
M:えっ? うーん、そうですねぇ……、しっ、シシ肉&トンブリっ!
D:確かにコンセプトの原型を留めないまったくの他人ですけど……、思きし偏ったシュミのチョイスですな。
M:えーい! ならばずいっとシンプルにソイソースと納豆! これでどうだっ!
D:つまりやっぱりギリで疑似親子丼なんですね?
M:……。(スチャ)いやどうも、君は誘導尋問が上手いな……。(ふーっ)
D:どういたしまして。(ぺこり)
M:ってバカヤロウッだから違うから! とにかくゴカイだっ私は親子丼なんかやってないったらヤってないんだっ!!!(ダシッ!)
D:……ハイハイわかりました、そーゆー体ですすめましょう、
M:テイとかワイとかシャツかよ! シャツの話なのかよ! つかなんでTの次にスッとYが出てきたんだろうと思って一瞬まじまじ考え込んじゃったじゃないかぁ!
D:ハイ?
M:あっ、いや何でもありませんただのひとりごとですっ(エヘヘヘ☆)
D:……大丈夫ですか?
M:ハイ?
D:アタマの方、決して友達ではない顔見知り程度のいいヤブ医者しょーかいしましょうか?
M:アンタも相当矛盾した人だな……。
D:はっはっは、ザッツ清濁併せ呑む、私のような小物はどちらか一方突き詰めていたのでは到底やっていけませんからな。何事も臨機応変ですよっ!(すた!)
M:……殊勝なのかただのノンポリなのか……。(困惑)
D:私のモチベーション的にはノーポリース☆ノーライフですけどねっ! 某3世だってとっつぁんの存在さえなかったら今頃とっくに引退して悠々自適ですよ。ヤツの目的の9割9分はとっつぁんとのワールド鬼ごっこにあるのだと断定しても過言ではないっ!
M:そういうモンかね……。つーか君最近とんとお上に放っとかれてるんじゃないのかい?
D:アーアー聞こえない聞こえなーいっっ! ナーーーーンもぜんぜん聞こえなーーーーいっ!!!
M:キミもいろいろツライんだな……(しみじみ)
D:やめて! 安っすい同情なんてこちとら願い下げよっ! いっそドブ犬を見るよーな目で蔑まれた方がナンボかマシだわっ!!
M:……残念だが、いくら私が現状場の空気に流されやすい傷心の身であるとは言え、君の期待に応えることはできない。
D:ほぇ?
M:なぜなら私もまた靴裏でげしげし踏まれたい側の人間だからだっ!!(ババーーン!!!)
D:あー……。まーねっ、人間だいたいそっち側っスよねー、しばいたりぶったりグリグリオラオラしたり、なんだってンなメンドくせーことまでして他人喜ばしてやんなきゃなんないんだって、ある意味ものっそ献身的だよねーって、一周すりゃオモテもウラも一緒くたっすよね!
M:……うむ。
D:ねーっ!て、……えっうそまじに尺コレでオワリ? えっえっちょっちょっとぉぉぉ!!!
過去の残光・あの人はいまスペサル対談、互いに一応の同意を見たことにより終了。
作品名:かぐたんのぷちぷち☆ふぁんたじぃ劇場Q2 作家名:みっふー♪