鬼殺し 序
万事屋でのできごと
~朝~
バサッ!
「なんだ・・・夢か・・・」
さっきの風景が夢だと気づくのは一秒もかからなかった。
いつもの光景、静かな朝。
時間を見たら7時30分。
いつもだったら、もう少し寝ているが、あまり寝る気にならなかったから
俺は、いつもの着流しを着た後、朝食を作り始めた。
~・~・~・~・~・~・~・
僕はいつものように、万事屋に向かった。
また、あの2人は寝ているんだろうな・・・
と思って。
ガラガラッ
「おはよーございまーす」
そこで、珍しく
「おぉー新八か~」
銀さんの声が聞えた。
僕は、驚いて、
「銀さん?!どんな風の吹き回しなんですか?!」
「ただ、早く起きただけだ。神楽、起こして来い。
朝飯できたから。」
「あ、わかりました・・・」
僕は、銀さんが早く起きたことをびっくりしつつも、神楽ちゃんを起こしに行った。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「暇だな~」
「そうですね」
「そうアルな」
「仕事来ないな」
「そうですね」
「そうアルな」
三人は、いつも通りに仕事がなく暇だった。
その時だった、
ピンポーン
「はいは~い」
新八が出た、すると・・・
「あ、新八君。」
「山崎さん!あと土方さんと沖田さんも!どうしたんですか?」
「おい、万事屋いるか?」
「居ますけど・・・?」
「じゃあ、上がらせてもらうわ」