鬼殺し 序
~哀しみ~
その時だった
「新八君、チャイナさんこっちに来てくれないか?」
近藤の言葉に、神楽と新八はうなずき、ついて来た。
___________________________________
「・・・まあ、そこらへんに座ってくれないか?」
『はい/分かったアル』
神楽と新八は畳の上に座った。
「・・・・・・お茶でも飲んで!」
元気の無い状態で、神楽と新八は少しお茶を飲んだ。
あたたかかった。
少ししてから、近藤が
「・・・大変だったみたいだな。・・・・もしよければ何があったのか教えてくれないか?」
新八と神楽は、銀時のことを思い出したら泣いていた。
銀時を、護りきれなかったから。
銀時が、苦しんでいることに。
そんな、新八と神楽を見て、近藤が焦った。
「すまんすまん!落ち着いてから話してくれたらいいんだ!」
その時だった。
バタバタバタ・・・・
スパァアーン!
走ってやって来たのは、山崎だった
「局長!旦那の意識が戻りました!」
その言葉を聞いて新八と神楽は走って銀時の元へ向かった