鬼殺し 急
~それぞれの準備~
=真選組屯所=
「お前等ぁあ!今から出るぞ!準備はできたか!」
土方が声を張り上げた
「おうっ!」
皆も声を張り上げた
土方は、それに頷き
「今から銀時を助けに行くぞ!」
そういうと、土方は近藤の方をむき
「じゃ、近藤さん行ってくるぜ。」
それに、近藤がはにかんで
「絶対、誰一人欠けることなく、帰ってこいよ!万事屋も含めてな!」
と、いうと皆もはにかみ、屯所を出た・・・
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=アジト=
カツン・・・カツン・・・
黒夜叉は、ある一室の前で足を止め、扉を開けた。
そこには、
黒夜叉から渡された白装束を着て
髪は長くなり
殺気だった冷たい目をした
銀時・・・いや白夜叉と化した銀時が、
そこに居た。
「白夜叉、準備はできたか?」
黒夜叉の言葉に白夜叉と化した銀時がコクンと頷き
「そうか、今から行くぞ。」
黒夜叉が言い終わると白夜叉と化した銀時は黒夜叉の横をすり抜け、そこには黒夜叉しか居なかった。
「フフ・・・悲劇《ショー》の始まりだぁ・・・」
この言葉を聴いていたものは誰一人居なかった・・・
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=ターミナル(新八たち側)=
歩いて、約20分経ったころ、新八たちはターミナルに着いた。
「お前等ぁああ!!絶対生きて帰るぞ!生きる覚悟だけしろ!分かったな!」
土方がそういうと、二カッと笑い皆も笑いながら
「沢山暴れるぞ!」
「オォー!」
そう言うと、ターミナル内に新八たちは入って行った。
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=ターミナル(黒夜叉側)=
「白夜叉ぁ此処に来た奴は全員お前の敵だ。全員殺せ。わかったか?」
白夜叉と化した銀時はコクンと頷き、黒夜叉の横をすり抜けどこかへ行ってしまった。
そこに残った黒夜叉は
「ふふ・・・これで計画通りことが進みそうですねぇ」