鬼殺し 急
~開戦~
新八たちはターミナルの地下に居たが、誰も居なかった
そんな時、土方がつぶやいた
「おいおい・・・静かすぎじゃねぇか・・・?」
その時、桂が
「不幸は急に来るもの・・・今がそういう状況だな・・・」
それに新八が首をかしげた時だった
カツン・・・カツン・・・
新八たちは一気にその音の元凶の方を見た、そこには斗卿が居た。
「あらあら・・・皆さんお揃いですねぇ・・・」
「早く銀ちゃんを返すアル!」
神楽が斗卿を睨みながら言った。
それに、斗卿が
「それはどうでしょう・・・白夜叉には今精神が無く、それ以前にもしかしたら貴方達の記憶を無くしているかも知れませんからねぇ・・・」
「なっ・・・!」
新八たちは驚愕した。
銀時が
自分たちとの記憶をなくしているかも知れないということに
その時神楽が
「銀ちゃんが白夜叉になっても記憶を無くしても・・・絶対銀ちゃんを戻すネ!
銀ちゃんは・・・大切な」
「家族アル!」
「家族だから!」
新八と神楽は同時に言った。
斗卿は鼻で笑い
「ふふっ・・・そんな事に捕らわれている貴方達が白夜叉を取り戻せると・・・・
面白い!面白いじゃ在りませんか!じゃあ始めましょうか!悲劇《ショー》を!」
そういうと、斗卿は指を鳴らし、たくさんの天人を呼んだ
「我の手下共!こいつ等を殺りなさい!」
斗卿はそういうと、どこかへ行ってしまった。
土方は、お妙の方をむき
「姐さん、此処は任せた。絶対生きて・・・」
「生きて帰って来いと言いたいんでしょ。土方さん。後からそっちに向かいます。」
「そこまで分かってるのなら上等だ!」
そういうと、お妙は不適な笑みを浮かべ、それに新八たちも答え笑った。
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「おいおい。女一人だってよ。いけんのか?」
「俺達もなめられたなぁ」
天人二人の言葉にお妙は怒ったのか、
「おい、おめぇえらぁ!女を・・・!舐めんじゃねぇええ!!!!」
そう言うと、薙刀を振り回し、その天人二人を倒した
ザシュゥッ!!
「この女只者じゃねぇ!」
しかし、お妙は天人の喋る暇を無くす位、倒していった。
お妙は傷を受ける事も無く天人を倒していった。
お妙がとても強かったのか、天人たちが弱かったのか、二十分たったころ其処に立っていたのはお妙だけだった。
「じゃあ行きますか・・・」
お妙は走って、土方や新八のもとへ向かった。