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鬼殺し 急

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                    ~約束(中篇)~

「白夜叉・・・!」

桂が驚きを隠せないで居た

その時、斗卿が

「白夜叉!そいつらをやりなさい!」

銀時は、コクンと頷くと、


土方たちの方に向かってきた。


ゆっくりと。




銀時の先には、




神楽が居た。


「神楽ちゃん!」


「銀ちゃん・・・!?」

神楽は動けなかった。

いや、動きたくても、動けなかったのである。

銀時の殺気で。

しかし、銀時は無表情で何も言わずに




刀を振り上げた。



その瞬間、


「止めろ!万事屋ぁあああ!!!」


神楽と銀時の間に、


土方が割り込んだ。


「マヨ・・・!」

ガキィイイン!



刀の擦れる音がターミナルの中に響いた。



「万事屋ぁあああ!!!目を醒ませぇええええ!!!」


土方は、銀時のかたなを押し返しながら、必死に言った。


一瞬銀時の顔が少し歪んだが、また元に戻り、


再び刀を振り上げたと思いきやすぐに、振り下ろした


「(やられるっ!!)」


土方は反射的に目を閉じた。


しかし、一向に振り下ろされなかった。


土方は、恐る恐る目を開けた。


「うあぁあああ!」


「銀さん、元に戻ってください!また三人で万事屋をしましょうよ!」


「銀ちゃん元に戻るヨロシ!銀ちゃんの敵は私たちじゃないネ!」


そこには、銀時が暴れて、それを止めている新八と神楽が居た。

それによって、

銀時の動きは止まったかと思われたが、また暴れだし、神楽と新八を壁に叩き付けた。



「ガッ!」


「ゴフッ!」


その様子を見た桂と高杉は

「高杉、あいつ、全然意識が無いぞ。行くぞ」

「わかったぜ。」

そういうと、二人は銀時に斬りかかった。

銀時は意図も簡単にかわし、

とてつもない速さで高杉と桂を斬った。

「桂さん!高杉さん!」

新八は、咳き込みながらも叫んだ。

その時、

「新八、神楽、ヅラ・・・?高杉・・・?」

作品名:鬼殺し 急 作家名:鳳凰蘭