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結界師 小さい良守と火黒 他

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■結界師? パラレルー
「じーちゃん、父さん」
 
 朝、次男坊に声をかけられた二人。

 そして、その言葉にあいた口が塞がらなかった。

「あのね? かぐろをオレのパートナーにしてもいい?」
「かぐろ?」
「うん。妖なんだけどね?」
「妖!?」
「そー、ここにいるよ?」
 良守の言葉に火黒が姿を見せた。見ればすぐにわかる。強いと。
「…良守、いつこやつとあった?」
「んーと、いつだっけ?」
「あー、もう一ヶ月はたってんじゃね?」
 考えてみれば、夜いつの間にかいなくなっていたのもその頃からだ。
 子供がいなくなって、何も言わないという突っ込みはなし
「…だめ?」
 次男坊のおねだりはメッタにない。
「お義父さんどうしますか?」
「良守…。どうして、この妖なんだ?」
「好きだもん。強いもん。オレと一緒にいるって約束してくれたもん」
「…お主はよいのか?」
「オレは強いやつと戦いたいだけさ。良守の側にいれぱそれが叶うらしいしな。オレはこいつの側にいるって決めた。それだけだ」
「なら…よいだろう」
「僕もお義父さんがいいなら」
「本当!」
「その代わり、おかしなことをしたらすぐに滅する」
「りょーかい」
 火黒は笑って手をあげた。
「かーぐーろー。よかったねっ」
「ああ、つか名前伸ばすな」
「火黒」
「よし」

 そんな2人を見て、親たちは。

「…仲がよいの」
「はい。でも、正守が少し怖いですね」
「…まあ、なんとかなるじゃろ」

 はい、ということで。

 次は正守登場ってことで(笑)