着ぐるみの着心地はいかが?快新編
呆れてものも言えない快斗を控え室に連れて行き、
着ぐるみを脱がせたら白い鳩が9羽も出てきた。
そして快斗の顔には若干傷が出来ている。
そしてデブうさぎの腹の中には鳩の羽がたまっていた。
鳩…可哀相に。
「俺…もう疲れた。」
「お前のせいで疲れたっつの。」
「あーーーーもう!! こんなことなら新一と家でイチャイチャするんだった。」
「なっ!! バーロ!! んな事大声で言うな!!」
「ねぇちょっと君たち。」
ビクッ!!!
俺は今の快斗の叫びを聞かれたと思い焦った。
快斗も本当に近くに人がいるとは思ってなかったのか驚いている。
「なっなんですか?」
「手伝ってちょうだい!!!」
「「へ?」」
聞かれてなかったことにホッとする暇もなく、
声をかけてきた従業員に両腕を捕まれ、快斗も俺も連れて行かれた。
作品名:着ぐるみの着心地はいかが?快新編 作家名:おこた