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とある人の(非)日常?[中編]

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「あ、暴れませんから、質問に答えて下さい、じゃないと…」
「分かった、OK質問に答えるから、そんな物騒なモノは没収だよ♪」

臨也はいつの間にか帝人が手にしていたボールペンを取り上げていた

「抱えているのは、あのままだと時間に間に合わないし帝人君の足がガクガクだったから、姫抱きなのは真っ赤に染まった、帝人君のそんな顔が見たかったから」

そう言われ
帝人は、ますます真っ赤に染まった

その事を隠すように臨也の胸に顔を押し付けた
その行動は帝人の意思とは逆に
臨也にもっと密着する結果になったが
帝人はそれに気が付く余裕も無かった

「(なに、この可愛い生物!?理性崩壊させたいの?あぁ、もぉ、キャラじゃ無いよ、たく)」

臨也はわざとゆっくり歩いた
すこしでも、この時間が続いてくれるように

ゆっくり

ゆっくり