銀魂集(一般)
場所うんぬんよりもなによりも
なんだか体がだるい・・・
目が覚めた時まず思ったのがそれだった。
土方はだるい体をゆっくりと起こした。
酒でだるいんだろうが・・・それにしてもマジだるいな・・・。
普段は絶対酒に飲まれねぇんだが・・・。
そして半分開いてない目で何気に周りを見て固まった。
「・・・え?」
目をこすり、もう一度見て、再度こすった。
まず、ここは、どこだ・・・?
確か俺ぁ普通に飲み屋で・・・?
どこか分からないような室内に自分がいる。
つか、マジここ、どこだ?
しかもっ
土方は青くなりながら改めて自分の左右を見る。
自分に絡みつくように総悟と万事屋が、いる。死んだように眠ってやがる。
なんだよ、この取り合わせ!?
つか、それよりも何よりも!!
なぜか自分も含めマッパてどういう事だよ!?
待て待て待て待て待てっ
ちょ、マジ何コレエェェェェェ!?
そういえば汗か何か分からねぇ、しかしなじみのある匂いがただよっているのが鼻につく。
そして改めて自分の体を見ればところどころが紅い。
・・・なによりも。
「・・・ケツ、痛ぇ・・・、つか、腰、重・・・。・・・・、・・・・・・・・。」
とてつもなく悲愴な叫び声があたりにこだました。