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平沢マサトシ
平沢マサトシ
novelistID. 31903
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さようなら中野梓

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澪「さぁ...これでアニメの方は終了なんですけれども...中野さんどう思われましたか?」
梓「はい...凄く嬉しいです...琴吹先輩ありがとうございました」
紬「はい...どういたしまして」

澪「え〜ここで...私達以外の中野さんと親交のある方からのメッセージビデオがあります。ではご覧くださいどうぞ」



和「中野さんこんにちは、真鍋和です」
 「え〜この度はHTTを脱退すると聞いて正直...まぁびっくりしていると言えば嘘になりますけど...」
 「私は中野さん以外のHTTのメンバーとは同級生で同じクラスですが...」
 「中野さんとは...正直...接点があまりなかったような気がします」
 「あなたに関する思い出っていうものが...私の中には全くと言っていいほどありません」
 「まぁ...私にとってあなたが辞めようが辞めまいが正直どうでもいいことです」
 「まぁでも...HTTのメンバーとして頑張って来たことは事実ですので...あの〜」
 「まぁお疲れ様でした、ありがとうございました」



梓「......」

澪「え〜以上が真鍋さんからのメッセージでした」

梓「......」ジトー

澪「プッ...ゴホッえ〜では次に顧問である山中さわこ先生からのお別れの挨拶と花束贈呈です。山中先生お願いします」



さわこ「え〜...梓ちゃん、短い間でしたがありがとうございました」

梓「ありがとうございました」

さわこ「あの〜梓ちゃんは本当に真面目な生徒で...最初の頃はティータイムを止めようと何度も何度も言ってきました...」
   「まぁ確かに梓ちゃんの言うことも分かるんですけど...」
   「正直...嫌なヤツが来たなぁと思いました」

梓「......」
澪「プッ...」
律「ククク」
唯「クヒヒヒ」
紬「フフフフ...」

さわこ「少しは空気読めよと...何度も言いたかったのですが...教師と言う立場ゆえ言うことが出来ませんでした...」
   「そのくせネコミミを全然つけようとしないし...なんてノリの悪い子なんだろうと正直思いました」
   「少しギターが上手いからって何様のつもりなんだと...」
   「唯ちゃんならリズムギターもリードギターも出来るし...ライブの時はピンチヒッターで私が出るから...」
   「その〜...本当に辞めてくれないかなぁといつもいつも思っていました」

梓「グスッ...」
澪「プックククク」
律「ヒヒヒヒヒ」

さわこ「でも今回脱退するということを聞いて...初めてあなたを褒めてやろうと思いました」
   「桜ヶ丘高校軽音楽部をこれからも心の拠り所としていくには...まぁ腐ったミカンはすぐに排除するべきです」

唯「ククックククク」
紬「ウヒヒヒヒ」

さわこ「今までお疲れ様でした」ガサガサ

梓「ありがとうございました...」スッ

さわこ「......」スタスタスタ

梓「......」



澪「では我々からも一言ずつということで...まずは平沢さんと琴吹さん、お願いします」
唯紬「「はい」」

唯「えーっと...今回中野さんが辞められるということなんですけど...」
 「まぁプライベートでも何回かは...会っ...たんかなぁ?」
 「その...いつもいつも私は中野さんのことをあずにゃん、あずにゃん呼んでたんだけど...」
 「まぁ...自分であだ名つけてあれなんですけど...まぁ...正直...痛いなぁって今では思う」
 「高校生にもなってあずにゃんはないだろと思いながらも...その〜自分でつけた責任もあるし...」
 「今更別のあだ名付けんのも...正直面倒くさいし...まぁそれで中野さんのことをずっとあずにゃんって呼んでたわけで」
 「本人は気に入ったのかもしれんけど...まぁ猫にあずにゃん2号って名前付けてるから気に入ったのかもわからんけど...」
 「まぁ...正直痛いです」
 「でも今回HTTを脱退することになっても...付き合い自体は...まぁ続けていっても私はいいから...」
 「その〜本当に...まぁ...お疲れ様でした」ガサガサ

梓「......」ジトー

澪「では琴吹さん...」

紬「あっはい」

紬「え〜...正直、あなたに関する思い出があまり覚えていません」
 「再現アニメは作れって言われて作っただけですので...」
 「正直...何も言うことがありません。お疲れ様でした」ガサガサ

梓「......」ギロッ

澪「え〜では私達からも一言ずつですので...田井中さん」
律「はい」

澪「ん〜...本当にあなたとは現場でしか会わなかったので...」
 「部活以外でのあなたとの思い出っていうのが...」
 「ごめんなさい、全く無いので...琴吹さん同様ちょっとコメントの仕様がなくて...」
 「えーっと...本当に思い出がないってのに正直驚いてます」
 「まぁこれからも元気で...お疲れ様でした」ガサガサ

梓「......」プルプル

律「あっ最後に私からなんですけれども...」
 「え〜部活以外でも多分あなたとは...あっ憂ちゃんと一緒にいた時ハンバーガー屋で会いまして...」
 「まぁ...随分と舐められた事を言われて...」
 「その時から...私達がすき焼きの材料だとすると...私が野菜、秋山さんが出汁、平沢さんが肉、琴吹さんが卵で...」

 「あなたはアクです」

梓「......」

 「まぁ...そんなポジションだと...今まで考えてきました」
 「これからも世間の皆様の邪魔をしない程度のアクとして頑張って下さい」
 「お疲れ様でした」ガサガサ

梓「......」ジトー

澪「え〜では最後に...中野さんから一言頂くということで、中野さんお願いします」
作品名:さようなら中野梓 作家名:平沢マサトシ