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緊急指令!鹿目まどかを抹殺せよ! リリカル☆マギカ(第2話

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「待たせて、ごめん。
 今、最終チェック終了。

 戦闘エリア、構築、スタート!」

 マリエル技術官が、練習場のシステムを作動させた。

 見る間に、魔力エネルギーが、結晶化して、
実体を構成していく。

 今回の、戦闘エリアは、――

 どこか、異世界の山麓地帯。

 所々、円形ピラミッド型の、遺跡らしきモノが有り、
周囲の数箇所には、小屋なども有って、人が生活している
場所のようであった。

『聖地』のような、地域かも、しれない。

 高い山や、深い谷が、存在し、土地の高低差が、激しい。

 身を隠す、所は、たくさん有りそうだ。

「よし!

 見学者は、あまり、結界に近づかんようにな。

 模擬戦を行う、両者、バリアジャケット装着っ!」

 はやてが、全員に指示する。

「レイジング・ハート!」

「ラファエル!」

「「セーット・アープッ!!」」

 なのはと、まどかが、同時に
バリアジャケット装着の手順に入った。

 あらわになる、なのはの、美しい裸身!

 その、見事なプロポーションは、
そこらのグラビア・アイドルなど
問題ではない。

 ―― 出るべきところは、出ていて、
それでいて、――余計な贅肉や、脂肪なんぞ
全く無いのである!

 ―― そして、誰もが、
 顔をうずめてみたくなるような、――
 思わず、直接、触ってみたくなるような、――

 ――その、ふくよかな、胸!
   
   バスト!

   乳房!

   やわらか過ぎず、引力に逆らう、
   適度な弾力を持つ!

   ばいんばいん、であります!

 そして、なのはの体を、
『エクシード・モード』のバリア・ジャケットが、
覆っていく。

 時空管理局、最強の空戦魔導師の、堂々たる、
戦(いくさ)の白きドレス姿であった。

 まどかも、ほんの一瞬、裸体を外気にさらす。

 いまだ、少女と大人の中間的な、
発展途上の『女の肉体』である。

 だが、将来、なのはをも越える、
ナイスバディとなる事を、
信じようではないかっ!!

 まどかを、彩る衣服は、以前と同じ
可憐なるピンクの魔法少女服、
それと同デザインのバリアジャケットである。

 長き時を戦い続けた、魔法少女達に、
敬意を払った技術者達が、
まどか達の、バリアジャケットを、
以前の魔法少女服と全く同じ
デザインにしてくれたのだ。

 しかしながら、かわいい衣服に、
彼らは、萌えあがり、
ノリノリだったとの、噂もある。

 互いを見つめる、まどかと、なのは。

「両者、ええかっ?」

 最終確認をする、はやて。

「いつでも、どうぞ」
 なのはが、答える。

「私も、――行けます」
 返事する、まどか。

「それでは、――模擬戦スタートやっ!」

「アンジェラ・ミサイルッ!」

 まどかの体の、周りに、小さな白い魔力光が
6個出現した。

 その魔力光は、白い小鳥の様な姿、
(『地球のツバメ』の様なシルエット)
に変化して、――なのはを、目がけて、
飛んで行く!

 「アクセル・シューター、シュートッ!」

 なのはも、誘導魔力弾を撃つ!

 ――空中で、ぶつかり合った、魔力弾が、
いくつもの、小さな爆発を起こす。

 だが、なのはの、魔力弾の方が、
数が多い!!

 まどかの、魔力弾をかわした、
なのはの、誘導魔力弾が、
まどかに、迫る!

「くうっ!」

 まどかは、魔力弾を避けて、上昇するが、
その後を、誘導魔力弾が、ホーミング
(自動追尾)して、追いかける!

 上空で、まどかは、ユー・ターンして、
山の陰に、回りこむ。

 いくつかの、魔力弾が、山の側壁に着弾して、
炸裂した。

 しかし、接近してきた、なのはが、追加の、
誘導弾を発射してくる。

 それも、すごい、弾の数だった。

 深い、谷に入り込み、飛翔しながら、
柔らかい、その体をひねって、
誘導弾を、うまくかわす、まどか。

 だが、なのはは、誘導弾に、細工を
施しており、谷の壁に当たった誘導弾は、
炸裂せずに、はね返り、まどかの、
背中や、その綺麗な足に直撃した!

「きゃああ?!」

 たまらず、バランスを崩す、まどか。

 そこへ、――

「ストライク・スターズ!」

 なのはは、動きの鈍った、まどかを狙って、
容赦なく、魔力砲撃と、高速弾の、合体技を
撃ち込んだ。

〔ワイド・エリア・プロテクション!〕
「うあああああ!」

 まどかの、パートナーであるラファエルが、
防御バリアーを張ってくれたが、
なのはの砲撃は、半端ないパワーで、
そのバリアーごと、まどかを、谷の壁に、
叩きつける!

「ぐっ!!」

 激しい痛みに、顔をしかめる、まどか。

「ま、まどか?!」

 ほむらが、思わず、大声を出した。

「や、やはり、なのはさんは、強い!
 強過ぎる?!」
 マミも、声が自然と、大きくなっていた。

「さすがに、戦いなれてるな!」
 杏子も、マミに同意する。

「ラファエル! アンジェラ・ブレード!」

 まどかは、弓型だったデバイス・ラファエルを、
リング状に、変形させて、それを、自分の右腕に、
装着した。

 リング状のラファエルは、一部が発光すると、
そこから、桜色の魔力刀が、まどかの腕の、
延長の様に伸びて、輝いた。

「いやああああ――――!!!」

 バックハンド式に、右腕の『アンジェラ・
ブレード』を振りながら、なのはに、
接近戦を挑む、まどか!

なのはの、誘導弾は、ラファエルが、
オート・ガード式の、魔力シールドで、
防いでくれていた。

 しかし、――

「ショート・バスター!」

 近距離用の、速射砲を放つ、なのは。

 まどかは、この砲撃を、至近距離から、
カウンター気味に、――まともに、
胸のあたりに、もらってしまった。

「ぐはぁ!!」

 撃墜され落下していく、まどか。

 しかし、谷の底まで落ちる前に、持ち直して、
再度、上昇する。

「アンジェラ・バード!」

 高速飛行しながら、手足を広げる、まどか。

 その、まどかを、白い魔力光が、包み込み、
――その魔力が半実体化していく!

――その、姿は、『白いタカ』のように、
攻撃的なフォームだった。

 実際、『タカのツメ』に見える部分も、有った。

「アタークッ!!」

 まどかは、全力加速して、なのはに、
体当たりをしかけた。

「アクセル・シューター!」

 なのはは、誘導弾を発射したが、今度は、
まどかの、『白いタカ』によって、
はね返される。

「行けるっ!!」

 さらに。スピードを上げ、
なのはに、迫る、まどか!

 だが、――

「A.C.S.ドライバー!!」
〔チャージ!(突撃!)〕
 レイジング・ハートから、紅色の魔力刃
ストライク・フレームが、飛び出る。

 そして、レイジング・ハートの前面に
螺旋状の、魔力フィールドが、形成され、
なのはは、そのまま、突撃する。

 ――防御を固め、突撃して、敵陣を
突破する為の、単純な魔法だが、
『破壊しながら突き抜ける』ための、
ケタ違いの、パワーを誇る。

 空中で、激突する、まどかと、なのは!