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ロケット歯ブラシ
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ペルソナ4 ~another persona player~

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「何をいまさら、花村、お前のせいで、小西先輩は死んで、そのシャドウがここにいる」
「何が、何がどうなってるんだよ、俺は、何もやってねーよ、俺は」
「いつも通りそうやって、責任から逃げ続けるがいい。そうして、そのまま死ねー」
イザナギと戦っていたオクタビィアが方向を買え花村に襲い掛かる。
「くそーーー、俺は、俺は、・・・・」
「とんでけ~~~」
里中のシャドウ、トモエが横から突進してきて、オクタビィアをふっとばす。
「何、落ち込んでるのよ、らしくない。あんたがへらへらのお調子者だってことは皆知ってるわよ。でもね、それはあんたが人をきずかって、誰にも迷惑をかけないようにしているから。本当のあんたは、逃げない強い人間よ」
「里中」
「ああ、そうだ、花村、おまえの小西先輩への気持ちは本物なんだろ。たとえ、その死の原因にかかわってろうが、それをお前は知らなかったんだ。今からでも、小西先輩を救えるさ」
「鳴上」
「そうよ、あなたは強い人、花村君」「陽介は、強いクマ~~」
「天城、クマ」

「群れて開き直りやがって、まとめてやってやる」
バン、教会の扉が開き、女の子が入ってくる
「お兄ちゃん、もうやめて、」
「日奈子・・・・」
「何で、そこまで花村先輩を敵視するの、一体、花村先輩が何をしたの」
「日奈子、花村わなー、早紀(小西先輩)が死んだ原因なんだぞ」
「一体、どうゆうことよ」
「花村わな、早紀につきまとっていた。それは知っているよな日名子も。それだけならよかった。だがな、こいつが、小西先輩をこの世界、テレビの中に放り込んだんだぞ」
「な、何いってるんだ、俺はそんなことしてねーぞ」
「まだとぼけるか、なら証拠をみせてやろう」

場が変化し、ここは、誰かの部屋。小西先輩がいる。と、そのときTVに花村の姿が映る、
「先輩、ちょっと、話があるんですけど」TVの中の花村は言う
「ええ、何、これどうやって」
「テレビ画面に触ってくれませんか」
「ええ」
「わああ、手がはいっちゃた」
「はははは、ご招待」
「きゃあああ」
テレビに吸い込まれる小西先輩。

「違う、俺じゃない、俺はこんなことしてない」
「ああ、お前じゃないかもしれない、それなら、お前のシャドウだ。お前は早紀と付き合いたい、二人っきりの世界に行きたいと願った。だから、お前のシャドウが願いをかなえたのさ。」
「俺は、そんなこと思って・・・・・・」
「何だ、いまさらになってそんなごまかしが通じるか。お前が思い、シャドウが行動し、その結果、早紀が死んだ、俺の愛する早紀が」
凶暴化した、白石兄のペルソナが花村を襲う。
「お兄ちゃーーーーん、それでもだめ」
花村の前にたちふさがる、白石
「日奈子、そこをどけ、そいつは守る価値なんてない人間だ。生きてちゃいけない人間だ」
「お兄ちゃんの大好きな小西先輩が死んだ原因をつくったのは、花村先輩かもしれない。でも殺しちゃダメ」
「日奈子、どくんだ、そいつは、人をひとり殺してるんだ、早紀を」
「でもでもでも、だめなの。そんなの。ぜったいだめなの。お兄ちゃんがお兄ちゃんでなくなっちゃうよ」
「あきと(白石兄)、私のために、花村を殺して、そして、邪魔する全ての者を」
小西先輩がつめたく言い放つ
「でも、日奈子は、日奈子は、俺の大事な妹なんだ」
「分かったは、それなら、私が日奈子ちゃんを殺してあげる。それで私だけを愛すればいいわ」
小西先輩の手から鎖が伸びまっすぐ日奈子に向かう。
「日奈子ーーーーーー」
とっさに動いたイザナギ、トモエの脇をすり抜け、鎖は日奈子に一直線に向かう。
が、しかし、小西先輩が倒れる。胸からは、あきと(白石兄)のペルソナ、オクタビィアの剣がつら抜かれている。
「うわああああああああああああああああああああああ」
「早紀、早紀ーーーーーーーーーーーーー」
教会内が振るえ、崩れだす。
「どうなってる、クマ」
「先生、どうやら、あの「あきと」って人は、どうやったか分からないけど、シャドウを体の中に取り込んで自分を強化していたみたいだクマ。それが、精神が大きく乱れたことによって、崩壊しだしたんだクマ。ここにいると危ないクマ。すぐに逃げるクマ」

いつの間にか気絶していた白石を、ずっと影に隠れていた田中が背負い、放心状態の花村を鳴上が背負い、里中、天城のペルソナの能力で頭上の落下物を壊しながら、教会を後にする。最後に振り返ったとき、そこに白石あつとの姿はなかった。