ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第2部
ヤミー『逃がすものか!』
ヤミーもすかさず選手を追いかける。
映司「ザフィーラさんッ!」
ザフィーラ「ああ、追いかけるぞ!」
…マラソン選手は外にある競技場まで逃げていた。
選手「こ、ここまでくれば…」
ヤミー「逃げられると思っていたのか?」
選手「うわぁぁッ!」
ヤミーはマラソン選手のすぐそばに立っていた。
選手「い、いやだ、誰か、誰かッ!誰か助けてくれぇぇぇッ!!!」
その時!
映司&ザフィーラ「ておぉぉぉいッ!!」
ドガァッ!!
ヤミー『ギャァぁッ!だ、誰だぁ!?』
二人のダブルキックがヤミーに決まった!
映司「大丈夫ですか?早く逃げてください!」
選手「あ、ありがとうございます!」
マラソン選手は逃げていった。
ヤミー『ははッ!そこの狼男!お前の足は車のエンジンより速く走れるようだな!ほしい、お前の足がほしいぃぃぃッ!!!』
ザフィーラ「誰がお前なんぞにやるものか」
映司「いきましょう、ザフィーラさん!」
映司はオーズドライバーを腰に巻き、メダルをセットして、スキャンする!
映司「変身ッ!!」
『タカ! トラ! バッタ!
タッ!トッ!バッ!タトバ!タッ!トッ!バッ!!』
映司はオーズに変身した!
ザフィーラも構え直す!
オーズ「くらえッ!セイヤッ!!」
しかし、ヤミーはオーズの攻撃を簡単にかわす!
オーズ「ま、前より速くなってる!」
ザフィーラ「ッく! ハッ!」
ザフィーラの攻撃がヤミーにヒットするが…
ヤミー『…ハハハハッ!!』
ザフィーラ「ッ!?グハァッ!!!」
ザフィーラはヤミーのカウンターをくらい、膝をついてしまう。
ヤミー『これで、終わりだぁ!』
ヤミーがザフィーラに迫ってくる!
ズババババッ!
ザフィーラ「ッ!?」
狼「ぐあァァッ!」
なんとオーズがザフィーラを庇い、ヤミーの連続攻撃を受けてしまった!
ザフィーラ「火野、なぜ!?」
オーズはフラフラになりながら、ザフィーラに振り向く。
オーズ「ははッ、攻撃が出来ないなら…守るしかないかなって思って…ッく!」
ヤミー『バカなやつだ、安心しろ!2人とも一緒に殺してやる!』
ザフィーラ「本当にバカな男だ…だが、嫌いではない」
ザフィーラはオーズの前に立つ。
ザフィーラ「安心しろ、火野。こんな奴、俺1人で大丈夫だ」
しかし、ザフィーラも既にボロボロだった。
オーズ(くそ…俺にもっと力があれば…!)
『久しぶりにきいたな、お前の欲望』
オーズ「ッ!?今の声!?」
再び、オーズに謎の声が届いた!
『映司ぃ!そいつには、このメダルだ!』
空から二枚の『コアメダル』が落ちてきた!
パシッ!
オーズはそれをキャッチする!
オーズ「『ライオン』のメダルと『チーター』のメダル!これならッ!!!」
オーズはザフィーラの目の前に立ち…
ザフィーラ「火野?」
メダルをチェンジし…
オーズ「大丈夫です、ザフィーラさん。俺がザフィーラさんを守ります!」
スキャンするッ!
キンッキンッキィィィィンッ!!
『ライオン!トラ!チーター!
ラッタ!ラッタァ!ラト!ラーター!!』
オーズ「うぉぉぉぉぉぉぉおッ!!」
オーズのライオディアスが炸裂する!
ヤミー『ギャァぁッ!』
ザフィーラ(なんだ!?このパワーは?今までとは段違いだ!!)
オーズ「はぁぁッ!!」
そこに立っていたのは…
『黄色』のオーズ、
『ラトラーターコンボ』ッ!!!!!
作品名:ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第2部 作家名:a-o-w