ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第2部
謎のグリード『最後に…オーズ!お前に良い事を教えてあげよう!』
オーズ「ッ!?」
謎のグリード『わが名は、アンジュ かつてこの世界の 他のグリード と、オーズ を倒した者だ!』
その場に衝撃が走った!三人は驚きを隠しきれなかった!
アンジュ『去らばだッ!』
はやて「なぁッ!待て!」
しかし時は遅く、『アンジュ』という名のグリードは、いつの間にか姿を消していた…。
その後、はやて達は、事件の後処理を行っていた。マラソン選手は、無事保護され、管理局員は事情聴取を行っていた。
映司「選手さん、大丈夫かなぁ?」
ザフィーラ「彼も悪気があったわけではない、管理局ならわかってくれるだろう。」
映司「だと良いですね…おっと…」
ザフィーラ「大丈夫か?」
映司「はい、ちょっと疲れたかな」
映司は少しふらついていた。久しぶりのコンボによる疲労と連戦により、体は限界に達していたのだ。
ザフィーラ「…火野、少し聞きたいことがあるのだか、良いか?」
映司「なんですか?」
ザフィーラ「火野はヤミーとの戦いの時と、アンジュとの戦いの時も、自分の身より、私を優先して護ってくれた。なぜそこまで他人を優先する?」
映司「他人とか、関係ないです。目の前で立ちきられそうな『命』があるのなら、ただ護りたいだけなんです。」
ザフィーラ「ッ!!!!!」
次の瞬間、ザフィーラの頭の中で、ある『声』がよぎった。
-…ただ俺は護りたいだけなんですッ!!!!!もう、誰も失いたくないからッ!!!!!
ザフィーラ(なんだ?今の声は…遠い昔に、聞いたような…)
映司「ザフィーラさん、大丈夫ですか?」
ザフィーラ「ッ!あ、あぁ、すまない」
ザフィーラはふと、我にかえる。そして、改めて映司に断言した。
ザフィーラ「ただ、護りたいだけ、か。私も『盾の守護獣』として、見習わなくてな、感謝するぞ、火野」
映司「ッ!はい!」
映司(遂に倒すべき敵が現れたな…苦戦すると思うけど、大丈夫な気がする、だって俺の周りには、『仲間』がいるから!)
映司達の戦いは、
まだ終わらない…。
作品名:ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第2部 作家名:a-o-w