新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第5話
マイトガイン 『そうだな・・・舞人、あと少しで現場付近だ!!目標が見えてきた!!』
舞人 「でかいクモだ・・・紬さんが見たらさぞかしキモがるだろうな。」
マイトガイン 『ここでうつつを抜かすなよ、舞人!そんなに紬嬢が好きなのか?』
舞人 「な?!お、俺はそのだな・・・・彼女は幼なじみのお姉さんだよ!!」
マイトガイン 『回答になってないぞ・・・さぁ、戦闘エリアに入るぞ!!こんな会話をしている場合じゃない!!』
舞人 「紬さんの話をこんなとか言うなよな・・・この戦いに勝利して、紬さんへの土産話にするぜっっ!!!」
舞人は気合を入れながら、マイティーブレスレットのスイッチを押してマイトガインの合体システムを発動させる。
♪ BGM 「レッツ・マイトガイン!!」 Bパート
舞人 「レェエエエエエッツ・マアアアイトガァアアアアアインッッ!!!」
空中を航行するロコモライザーに後続するライナーズがジェット音を響かせながら左右に就く。
ロコモライザーの後部がスライドし、ウィングが持ち上がって脚に可変する。前進しながら下半身部分が反転する。
ガインライナー、ウィングライナーの各機が腕に変形。ロコモライザーの接続部分からレーザーセンサーが撃ち放たれる。それに導かれて左右のライナーズの接続部が合体。両腕を成り立たせた。
舞人 「マイトガイン、起動っっ!!!」
舞人の操作で戦闘システムが起動する。両腕の手首が蒸気を出しながら飛び出して、機体が直立する。胸部がコックピットと連動して前に倒れる。そして頭部が持ち上がり、メインカメラに光が灯る。
マイトガインは両腕の拳をぶつけ合って正拳突きを決めた。
同時刻。ジェイデッカーも合体を敢行する。霧島達の操作でJトランスポーターのハッチが開き、JローダーとJポリスが投下された。
霧島 「ハッチオープンッ!!Jポリス、Jローダー、レイバーズ、投下します!!」
ハッチが開いて、投下されるされる各機。
ガンレイバー 『ひゃっほうっ!!』
ショットレイバー 『せやああっ!!』
4機の投下を確認した要。合体の指示を出す。
要 「よしっ!!ジェイデッカー、ブレイヴ・アップッ!!」
Jポリス 『了解!!』
Jポリスから合体プログラムが送信され、2機が青白い炎を噴射しながら舞い上がる。Jローダーの後部が可変。キャビンヘッドが真っ二つになって、上腕部が飛び出す。そして両腕が下げられ、両腰の下腕部ユニットと接合。両手首が飛び出す。ウィング部が持ち上がって左右に開く。
そして中央の開いたスペースからレーザーセンサーが撃ちだされ、ドッキングモードに可変したJポリスと合体。頭部が飛び出し、各部のパトライトを光らせながらジェイデッカーの合体が完了した。
ジェイデッカー 『ブレイヴ・アアアアアップッ!!ジェイデッカーッッ!!!』
マイトガインと合流したジェイデッカー達が迎撃に向かう。
現場付近へと向かうJバギーから要が指示を出す。
要 「ジェイデッカー!相手は前回同様2体だ!!マイトガインと連携して個々に叩け!!尚、クモ型をC‐06、団子虫型をC‐07、千葉に現れた個体をC‐08と呼称する!!先にC‐06を叩け!!ガンレイバーとショットレイバーは支援を頼む!!」
ジェイデッカー 『ジェイデッカー、了解!!』
ガンレイバー&ショットレイバー 『了解!!』
舞人 「了解っ、要さん!!さあ、いくぞ!!マイトガインッ!!!」
マイトガイン 『ああ!!正義の嵐を災厄にぶつけなくてはな!!』
ぞぞぞぞと気味の悪い動きで進行してくるC‐06。
ジェイデッカーが目標の速度に合わせてJバスターを構える。
ガンレイバーとショットレイバーも走りながらガンリボルバーとショットガンを構える。
マイトガインは迎え撃つ形で、射撃体勢に入る。
舞人 「このまま迎撃だ!!シグナルレーザー、マイティーキャノン、ディスチャージレーザースタンバイ!!」
マイトガイン 『了解だ!!』
吉崎がJバスターのセーフティーロックを解除する。
吉崎 「Jバスター、セーフティーロック解除。Jバスター、アクティブ!!」
ジェイデッカー 『了解!!』
デギィィイイィンッ!!! ディギィイイィン、ディギィイインッッ!!!
ズドォギャアアアッ!!! ズガドォオオオッ、ズギャシャアアンッ!!!
Jバスターのレールガンが放たれ胴体に直撃し、表面がえぐれていく。
C‐06 「キイイィイイイイッ!!」
走りながら、射撃するガンレイバーとショットレイバー。
ガンレイバー 『このクソォおおおおっ!!』
ガァン、ガァン、ガァン、ガァアアアアンッッ!!!
ショットレイバー 『狙い撃つっっ!!』
バスゥンッ!!! ジャキ・・・・バスゥンッ!!! ジャキ・・・・バスゥンッ!!!
ドォガアアッ!!ドォガアアッ!!ドォオオオオッ・・・・!!
レイバーズが放った弾丸が脚に着弾していく。
そして、マイトガインが正面から射撃系の武装を連射する。額のシグナルレーザー、腹部上部からマイティーキャノンの高出力ビームが撃ち出される。そして、両肩の内側のライトレンズからマイティーレーザーが発射された。
舞人 「くるぞっ!!フルブレストアタック!!」
マイトガイン 『発射っ!!』
ビギュディガヴィドゥオビビギュィイイイイィィ!!!
ドゥギャズドォヴァギャガガガガゴォォオオオッッ!!!
C-06 「キイイィイイイイイイイイッッ!!!」
マイトガインの攻撃が脚や顎、下腹をボロボロにする。これによってC‐06の速度が収まった。
更に4機の連携攻撃が続く。
C‐06が放つ溶解液をかわしながら、ショットレイバーがショットガンで牽制する。
ビュバッ!! ヴュドォオオッ・・・ヴュドォオオッ!!
ショットレイバー 『中るか!!』
シュダッ!! バスゥウウンッッ!!! ジャカンッ、バスゥウウゥンッ!!!
ズドォガアン、ドギャダアアアアンッッ!!!
皮膚に着弾するショットガンの弾。ガンレイバーが、リロードして側面から狙い撃つ。
ジャカンッ・・・ガコンッ!
ガンレイバー 『・・・っし!くらえっっ!!!』
ジャキッ・・・ガァン、ガァン、ガァン、ガァン、ガァンッッ・・・ガァアアアンッ!!!
ドォズン、ズガン、ドォォ、ガゴンッ、ズダギャン、ズゴドォオオンッ!!!
ガンレイバー 『あ・・・・また弾切れ・・・・。』
その上からジェイデッカーがC‐06の胴体部分に射撃する。
ジェイデッカー 『胴体を狙い撃つっ!!!』
ピピピピ・・・・ピーピピピピッッ!!
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第5話 作家名:Kブレイヴ