新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第6話
キングエクスカイザー 『ああ!改めて言おう、ブレイヴ宇宙警察機構所属の宇宙警察エクスカイザーだ。破壊生命体、デストリアンを追って来た。』
キングエクスカイザーとジェイデッカーの両警察勇者が握手をかわす。
ジェイデッカー 『この日本という国の警察組織、警視庁に所属する超AIを搭載しているロボット、ジェイデッカーだ!よろしく!今、デストリアンと言ったが、それがあの怪物たちの正体なのか??ちなみに地球ではそのデストリアンとか言うモンスターはクリーチャーもしくはハカイジュウと呼称している。』
キングエクスカイザー 『デストリアンとは、破壊生命体だ。この地球以外にもそれらによる災害が起こっている。私はそのデストリアンが発するマイナスエネルギーの反応が地球に起こったという事でやってきた。』
ジェイデッカー 『そうか・・・かつてこの地球にも最初のハカイジュウが現れているんだが、何故その時は来なかったのだ?』
キングエクスカイザー 『もちろん、その時もの戦士が派遣されたのだが太陽系の手前で謎の失踪をしたと報告された。未だにそれについて調査しているが・・・・デストリアンについても我々は根本を長年に渡って調査しているのだ。』
ジェイデッカー 『なるほど・・・。』
ガンレイバー 『むずかしー話は置いといて、自己紹介の続きだ!!同じく警視庁のガンレイバーだ!!』
ショットレイバー 『同じく警視庁のショットレイバー。よろしく!俺達はレイバーズッて呼んでくれ!』
舞人 「旋風寺舞人。この国の鉄道大企業、旋風寺コンツェルンの御曹司兼社長を務めている。正義の嵐を呼ぶナイスガイだ!!」
マイトガイン 『・・・同じく旋風寺コンツェルンという民間大企業のマイトガインだ。』
キングエクスカイザー 『よろしく!!レイバーズ、舞人、マイトガイン!!』
彼らの足元へJバギーが到着する。ハッチが開き、要達が出てきた。
キングエクスカイザー 『あなた達は?』
要 「このロボット達が所属する特殊部隊、M.P.D.BRAVEの隊長、要誠人だ。よろしく!」
キングエクスカイザー 『よろしく!誠人隊長!!』
続いて吉崎と葉山が挨拶する。
吉崎 「部下の吉崎レイナです。戦闘オペレーターやってます。」
葉山 「同じく葉山洋介!このJバギーのドライバーをやっている!よろしくっス!!」
キングエクスカイザー 『よろしく!レイナ、洋介!』
そこへ警視庁のヘリコプターが舞い降りる。すると中から警視庁警視総監、冴島十蔵が出てきた。
要 「これは!冴島警視総監殿!!」
マイトガインとキングエクスカイザー以外の各員が冴島に敬礼をする。
冴島はマイトガインとキングエクスカイザーを見上げると一言述べた。
冴島 「・・・・・カッコイイじゃないかっ!!!」
要 「はぁ・・・・た、確かにそ、そうですね!!」
舞人 (この人とは趣味が合うかもな。)
吉崎 (・・・・・・それだけ?)
葉山 (ぜったい家いったらマジ○ガーZとかゲッ○ーロボとかが滅茶苦茶飾ってあるぞこの人・・・!!!)
冴島 「こちらが旋風寺コンツェルンが誇るマイトガインか!同じく実にカッコイイ!!うむ。」
舞人 「あなたとは趣味が合いそうだ。冴島さん。」
冴島 「では、今度ロボットと正義のカッコよさを語り明かそう!!」
舞人 「是非ともよろこんで!!」
マイトガイン 『け、警視総監殿、本題は一体・・・??』
冴島 「・・・うおっほん!!で、このロボットが先程報告された謎のロボットかね?」
要 「はい!たった今、彼とのコンタクトを取っておりました!!」
冴島はエクスカイザーに視線を向ける。
冴島 「そうか・・・・私は警視庁警視総監の冴島十蔵だ。」
キングエクスカイザー 『はじめまして、警視総監殿。私はエクスカイザー。ブレイヴ宇宙警察機構所属の宇宙警察です!!』
冴島 「そうか!宇宙の者か!!うん、実にカッコイイ!!ま・・・・・・・ゴホン!本題はというと、君をM.P.D.BRAVEのメンバーに欲しいということだ。我々は君を信じて受け入れる姿勢でいる。何故ならコトは地球レベルの問題だからだ。怪しいだの何だのいう暇があるなら宇宙の正義の意志を信じたい!」
要 「では、このエクスカイザーの件は・・・。」
冴島 「無論、正式なメンバーに申請しよう!!警視総監自らが言っているのだ!!案ずるな!!」
要 「はっ!ありがとうございます!!」
キングエクスカイザー 『警視総監殿・・・・ありがたいですが、私の場合、ある一般家庭の車両と融合している為にそちらから離れるわけにはいかないんです。』
冴島 「車両?!」
キングエクスカイザー 『こういうことです・・・・とおっ!』
そういうとキングエクスカイザーのハッチが開き、エクスカイザーが飛び出す。
ズシン・・・・・ギャキイイインッ!
そしてエクスGTに変形した。大きさも元々の車両のサイズになっている。
冴島 「・・・・・・成る程!カッコイ・・・いや、そういうことか!なら行動の制限を免除するカタチではどうだろうか?君はいついかなる場合でも行動が自由だという事だ。現場が近ければそのまま向かってもらっても、離れすぎていれば他のメンバーに一任するもよし・・・・もちろん車両の持ち主のプライバシーも保障する・・・・どうかね?」
エクスカイザー 『いいでしょう!それならば問題ありません!組織に参加させていただきますよ!』
冴島 「そうかね!!今後ともよろしくたのむぞ!!諸君!」
M.P.D.BRAVE一同 『はっ!』
エクスカイザー 『はい!!改めてよろしく!!』
舞人 「もちろんだ!共に奴らを叩こう!!」
マイトガイン 『私も了承した!!』
こうしてM.P.D.BRAVEにエクスカイザーが加わることとなった。その時、一人の空自隊員が手を上げて主張した。
空自隊員 「一つ言いたい事が!!我々空自も謎のロボットと遭遇している!!我々の目撃したロボットはジェット機が変形していた。それに変形する直前にパイロットが飛び降りて変形したロボットと一体化していた。」
冴島 「なんだと?!!素晴らしくカッコイイ!!!それでそのロボットはどうなったのだ?!」
空自隊員 「さぁ・・・闘いが終わるなり何も言わずに再びジェット機になって去っていきましたよ。」
要 「もしかしたら、その謎のロボットもこのエクスカイザーと同様に、宇宙から来てくれた存在なのかもな・・・。」
エクスカイザー (もしかして先に地球へ来た私の後輩のファイバードか?)
その日の夜のニュースでは早くも今回の一連の事件が報道されていた。
律がテレビを見ながら澪に電話をかけていた。
律 「澪、今テレビ見てる?なんかカトリクンがまた闘ってたみたいだぞ。」
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第6話 作家名:Kブレイヴ