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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第9話

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  ジェイデッカー 『正面から弾丸を撃ち込み続けろ!!この山間部近辺で蹴りをつけさせるんだ!!』

  ガンレイバー 『おっしゃあ!了解!!』

  ショットレイバー 『了解!!』

    ・・・・ガチンッ、ガチンッ!

  ガンレイバー 『ちっ!弾切れかよ!!』

  またしても弾切れを起こすガンレイバー。

  ショットレイバー 『またか・・・もっと考えて撃てよな・・・仕方ない、任せろ!!』

  ガンレイバーが弾を切らす。その間にもショットレイバーがショットガンを撃つ。

      ヴァスウウンッ!!! ジャカ・・・ヴァスウウンッ!!!

  ジェイデッカーもJバスターを撃ち続ける。

    ディギイインッ!!! ディィギンッ、ディギンッ、ディギインッ!!!

    ズドォドォドォドォドォガガガゴオオオオオンッッ!!!

  C‐10 「ギギュギュグゥゥウウッ!!!」

  ガンレイバーが電磁警棒を取り出し、C‐10に突撃を敢行する。

  ガンレイバー 『こっちの方が手っ取り早いっ!!てりゃあっ!!!』

  電磁警棒をC‐10の肉体に突き刺し、高電流を流し込む。

    ズンッ・・・・・ヴィギギイギギイギイィッッ・・・!!!

  C‐10 「ギュギイイイッ!!?」

  苦し紛れに暴れるC‐10がガンレイバーを殴り飛ばしながらショットレイバーに火球を放った。

    ドッガァアアアアアンッ!!! ディギュゴオオオオンッ!!!

  ガンレイバー 『ぐああああああっっ!!!』

    ヴォドォガァアアアアンッッ!!!

  ショットレイバー 『ぐおおおおっ?!!』

  ジェイデッカー 『ガンレイバー!!ショットレイバー!!くっ!!』

  C‐10 「ギュギョゴオオオオオッッ!!!」

    ズドォドォドォドォッガアアアアアンッ!!! バッキャラガアアアアアアンッッ!!!

  街中で狂ったように怒りながら暴れるC‐10。更に街に被害が及ぼうとする。ジェイデッカーが正面に回りこんでJバスターを撃ち込む。

    ギュオッ・・・ジャキン!!

  ジェイデッカー 『くらええええええっっ!!!』

    ディギャン!!! ディギャン!!! ディギャン!!! ディギャァンッ・・・・!!!

    ズドォドォズゥウウゥンッ!!! ズディドォガガアアンッ!!!

  C‐10 「ギュギッギギギガガアアアッ!!」

  Jバスターの直撃を受け続けて表面の肉が若干削られている。ジェイデッカーはJバスターのエネルギーコンディションをチェックする。

  ジェイデッカー 『よし!エネルギー充填率良好!!グレネードモード!!!』

  マニュアル操作でグレネードに移行させるジェイデッカー。

  左手を添えながらJバスターを構える。

  ジェイデッカーの視点内のロックオンカーソルがC‐10をロックオンする。

    ピピピピピピィー・・・・ピピピーッ!

  ジェイデッカー 『Jバスターグレネード、シュートッ!!!』

    ズドォダガァアアアアアアアアアンッッ!!!

    ドゥスヴァギュゴオオオオオオオオオオオオンッッ!!!

  高速で撃ち放たれたエネルギーグレネード弾がC‐10の頭部に直撃し、C‐10を破砕した。

  一方の神奈川区・新横浜駅近辺では、イカのバケモノのような容姿をしたC‐11が触手を振り回しながら街を破壊していた。あくまでイカのような容姿であり、陸生のようだ。

      ♪ BGM 「レッツ・マイトガイン!!」

  舞人 「レェエエエエエッツ・マァアアアアアイトガァアアアアインッッ!!!」

  空中を飛ぶロコモライザーの左右にジェット音を響かせてライナーズが左右に就く。ロコモライザーの後部がスライドして、ウィング部が持ち上がり脚へと変形する。直進しながら下半身が反転する。左右に就いていたライナーズも両腕へと変形し、ロコモライザーの接合部から放たれるレーザーセンサーに導かれる。

  両腕が合体すると舞人はマイトガインの戦闘システムを起動させる。

  舞人 「マイトガイン、起動っ!!!」

  蒸気を噴出しながら両手首が飛び出し、機体が直立にホバリングする。胸部がコックピットと連動しながら前に倒れ、マイトガインの頭部が持ち上がる。両眼を光らせて拳同士をぶつけながら正拳突きを決めた。

  C‐11 「ギュギュウギュギョゴゴッッ!!!」  

    ズギャドォドォドォガアアアアアアンッッ!!!

  人々の聖夜のひと時が一瞬にして悪夢の夜となる。悲鳴が響く中、触手を振り回して街を破壊するC‐11。そこへ強烈な蹴りを繰り出した巨神が突っ込んでくる。勢いよく吹っ飛ばされるC‐11。

    ズゴォオオオオォォ・・・・ズドォガゴオオオオオオオンッ!!!

    ズガガガガガガッガガアアアッッ!!!

  それはマイトガインだった。両脚をずっしりと構えながらスライドして止まる。東海道新幹線旋風寺線の路線が走っている横で勇ましくそびえ立つ。

  マイトガイン 『銀のつばさにのぞみをのせて、灯せ平和の青信号!勇者特急マイトガイン!!定刻通りただ今到着!!!』

  C‐11に決め台詞を言い放つと、マイトガインは拳を構える。

  戦闘用のコスチュームに着替えた舞人が、レバーを握って気合十分に叫ぶ。

  舞人 「今宵の聖なる夜を乱すクリーチャー、ハカイジュウめ!!この旋風寺舞人とマイトガインが神に代わってキサマを斃す!!!いくぞ!!マイトガイン!!!」

  マイトガイン 『おお!!』

    ドォゴガァアアアアアアアッッッ!!!

  C‐11 「ギギギギギョッ!!」

  鋼の鉄拳を打ち込むマイトガイン。一瞬体制を崩すC‐11。だが触手を伸ばしてマイトガインに反撃する。

    ヒュフォフォフォフォオンッ!!!

    ズドォドォドォドガカァアアアアアンッ!!!

  マイトガイン 『ぐおぉッ?!!』

  舞人 「くっ・・・・!!!」

    ドガゴオオ、ドギャゴンッ、ドォドォドォドォゴオオオンッ!!!

  触手による攻撃がマイトガインを見舞う。

  それを期に連続で攻撃をかけてくるC‐11。

    ズドォガガッガガガガガガガガァァンッッ!!!

  マイトガインは、これに対してガードで防御の姿勢を維持する。

  マイトガイン 『くそっ!!反撃のタイミングが・・・!!』

  舞人 「ひるむな!!カウンターアタックいくぞ!!」

  マイトガイン 『了解だ!!だが、間合いが長いぞ!!』

  舞人 「マイティーキャノンで吹っ飛ばすぞ!!マイティーキャノン!!」

  マイトガイン 『はぁあっっ!!!』

    ビギュドォオオオオオオオオオオオオッ!!!

    ズドォガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

  出力を上げて撃ち出されたマイティーキャノンのビームが、C‐11を吹き飛ばし、地面に崩れこませる。

  舞人 「今度はこっちが攻め込むっ!!!動輪剣だっ、マイトガインッ!!!」