ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第11部 前編
「あ、お帰りなぁ映司さん、どこ行ってたん?」
「ただいま、はやてちゃん」
はやて は病院の個室へと移動され、ベッドに横になっていた。
映司は笑顔で出迎えられた。
「はやてちゃん、何か飲みたいものはない?」
「うぅん、今は大丈夫やで」
自分の質問に笑顔で返してくれた。
だが、辛かった。
この笑顔は…絶対に無くしたくはない、
「はやてちゃん?」
「ん、なんや映司さん?」
「俺が…俺がはやてちゃんを絶対助けるからね」
「な、なんや映司さん…いきなり…」
「わからなくても良いよ…でも、はやてちゃんのそばには…俺がいるから…」
「…うん、映司さん。私のこと…守ってくれな…」
映司は はやての手を優しく握った…。
作品名:ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第11部 前編 作家名:a-o-w