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のび太のBIOHAZARD『THE NIGHTMARE』

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「私は残念ながら殆ど何も見つけられなかったわ。だけど、各種ハーブを見つけたから此処に置いとくわ。」
と言うと静香はバックから緑、赤、青のハーブを大量に取り出してテーブルの上に置いた。
「じゃあ次は私ね。私は救急スプレーを数個見つけました。後は、皆から分けてもらったハーブで調合した回復薬です。」
と言うと聖奈は救急スプレーと、紫色の液体が入ったペットボトルを数個、テーブルの上に置いた。
「あ!後、探索の途中でこんな鍵を見つけました。」
と言って、聖奈がバックからタグが付いてなく、銀一色の小さな鍵を二つ出した。それを見たスネ夫が喋る。
「タグが付いてないから何処の鍵か判らないけど、このサイズからして、何処かの引き出しかロッカー、あるいは南京錠の鍵だろうな。」
そして最後に、スネ夫が喋る。
「じゃあ次は僕だね。僕は弾薬と銃器を見つけた。更に、何かのMOディスクとUSBメモリーを」
そう言うとスネ夫はテーブルの上に弾薬と銃器を置き、MOディスクとUSBメモリーを全員に見せた。するとジャイアンが喋った。
「中身は何なんだ?」
それにスネ夫が返す。
「まだ判らないよ。視聴覚室のパソコンなら判ると思うけど・・・。」
そしてジャイアンが全員に喋った。
「よし、じゃあ弾薬とハーブ等を全員で分けよう。」
と言うとジャイアンは弾薬とハーブ類を同じ数全員に配分されるように分けはじめた。
一方、のび太はというと、スネ夫に話し掛けていた。
「スネ夫。さっき言っていた銃器ってのはどれ?」
「ああ、これさ。」
と言うとスネ夫はショットガンとアサルトライフルを出した。
「・・・・・・・・・・・・これは、『AK-47』と『ベネリM3』だな。・・・・・・・・この『ベネリM3』、貰ってもいい?」
と言いながら、のび太はショットガンを持った。
「ああいいよ。」
と、スネ夫が言う。するとのび太は隅っこにいる真理奈に話し掛けた。
「ちょっと、真理奈ちゃん。」
「ん?何?のび太君?」
「真理奈ちゃん。ここは危険だ。何か身を守る物が必要だ。これはショットガンといって、複数の弾丸を撃ち出す。僕の持っている『レミントンM870』とは違ってポンプアクションじゃなくてセミオートだから排莢の必要が無いから使いやすいよ。」
「で、でも私こんなの使えない!」
「真理奈ちゃん、気持ちは判るよ。でも今は非常時だ。自分の身は自分で守るしかないんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・判ったわ。私もやってみる。」
と言うと真理奈はのび太から『ベネリM3』を受けとった。
「それはそうとのび太君、この銃は何ていう銃?」
「ああ、それは『ベネリM3』っていうんだ。」
「ふ〜ん。」
のび太と真理奈が会話を交わしていると、ジャイアンが皆に喋った。
「よし、こんぐらいだな。皆、弾薬とハーブ類の配分は済んだ。バックに詰め込んだら、視聴覚室に行くぞ。」
と、ジャイアンが言うと全員はテーブルの上にある弾薬とハーブ類を同じ数だけ取った。のび太も弾薬を取った。のび太はハンドガンのマガジン4個と12ゲージショットシェル2個と、榴弾2個、焼夷弾2個、硫酸弾2個と5.56mmNATO弾のマガジン(アサルトライフルのマガジン)2個と、
救急スプレー2個と紫色の液体が入ったペットボトル1個、グリーンハーブ4個、レッドハーブ2個、ブルーハーブ3個を取ってバックにしまった。
するとスネ夫がのび太に話し掛けてきた。
「のび太、これやるよ。」
と言うとスネ夫はハンドガンのマガジン3個と12ゲージショットシェル2個をのび太に渡した。
「こんなにいいのかスネ夫。」
「ああいいよ。先刻助けてもらったしね。」
「・・・判った。ありがたく頂いておくよ。」
と言うとのび太はスネ夫から貰った弾薬をバックにしまった。するとジャイアンが言う。
「じゃあこれから全員で視聴覚室へ向かう。俺に続け!!」
と言うとジャイアンは勢いよく相談室を飛び出した。のび太や他の皆もジャイアンに続く。やがて南舎の視聴覚室まで来た。そして視聴覚室の中に入り、パソコンの傍に来た。
「おい、スネ夫早速調べろよ。」
「判ってるよ。・・・まずはMOディスクから調べてみる。」
と言うとスネ夫はバックからMOディスクを取り出し、パソコンへ入れた。するとパソコンのディスプレイに何かが表示された。
「何これ?」
それを見たのび太は頭に疑問符が浮かんだ。パソコンの画面には大量の英語の羅列があった。よく見てみると、MOディスクの表面には『脱出用車両起動プログラム』と書かれていた。
「これは何だか訳わかんないな。」
スネ夫が言う。すると、ジャイアンが喋る。
「訳判らないのは仕方ない。スネ夫、USBメモリーの方を頼む。」
と、ジャイアンが言うとスネ夫はパソコンのUSBポートにUSBメモリーを挿入した。中には1つのデータが入っていた。そのデータはスライドのようだった。スネ夫はそれを参照した。すると突然、