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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第14話

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  勇士朗 「はぁああっ・・・・!!!」

  軽くジャンプしてシュオッと空気に乗るように低空を高速で駆け抜けていく。そしてフェニックスのオーラを纏いながら光球と化し、ファイバードの胸に飛び込んで融合合体する。ライトグリーンの目を光らせて叫んだ。

  ファイバード 『チェエエエンジ・ファアアアイバアアアアドッッ!!!』

  ファイバードは着地と同時にD‐16の方に向かって怒りの一言を突きつけて両腕をかざす。

  ファイバード 『ここから先へは絶対に行かせる訳にはいかねぇっ!!!命の尊さを知らない貴様らは、この俺が駆逐してやらぁっっ!!!』

    ジャカカンッ、ジャキャキャカカカンッッ!!

  両腕のダイナバスターと両脚のフレアミサイルランチャーを同時に展開させるファイバード。これらの弾丸を一斉に射撃した。

  ファイバード 『くらえええええええっっ!!!』

    ディガガガガガガガガガガァァァ・・・ドォドォドォドォドォドドォシュシュシュウウ!!!

    ディギャンッドォドォドォドォギャガガガガドォドォドォドォゴオオオオオオンッッ!!!

  D‐16 「!!?」

    ディギャギャギャガガガガガドォドォドォドォォオオオォ・・・ 

 爆炎が気色悪い皮膚を包む。ファイバードはダイナバスターを撃ち続ける。その中で、D‐16はゆっくりと太い触手を伸ばす。触手にもダイナバスターを撃つ。

  ファイバード 『はぁああああっ!!』

    ディガガガガガガガガガガガァアアアッッ!!!

    ドォドォドォドォドォオオオオオオンッッ!!!

  だが、それをものともせずに触手が突如と素速い動きに変わってぐわっと襲い掛かる。

    ドォズガアアアアアアアアアアンッッ!!!

  ファイバード 『がはぁああああっっ・・・・!!!』

  吹っ飛ばされ、道路をスライドするファイバード。だが、すぐに立ち上がってフットブースターを駆使して舞い上がる。本体に向けてとび蹴りを食らわした。

  ファイバード 『・・・・ちぃっ・・・!!はぁっ・・・・だあああああっっ!!!』

    ドォゴォオオオオオオオオンッッ!!!

  蹴りの反動を利用して宙返りしながら着地する。そして今度は殴りに掛かる。

  ファイバード 『でりゃあああああっっ!!!』

    ドォガンッッ、ドォドォドォゴォオオンッッ!!! ドォガ、ドォガ、ドォドォドォッ!!!

  拳の連打を打ち込む。殴り続けるファイバードの側面から触手が襲い掛かる。今度は先端にファイバードの身体を捕らえる。

    ゴオオオオッ・・・・ズヴドォオオオオッッ!!!

  ファイバード 『何っ?!!ぐおおお・・・!!!』

  触手の先端にファイバードの体の一部が吸収される。その状態でD‐16は地面に叩きつける。

    グオオオオオオォッッ・・・・ドォズガアアアアアアアアアアンッッ!!!

  ファイバード 『がっ??!』

    ドォゴォオオオンッッ!!! ズドォオオオンッ、ガゴオオオオオン、ドォオオオオ!!!

  幾度も地面に叩きつけられては持ち上げられるファイバード。ダメージが蓄積していく。その間にもD‐16は進攻を続ける。

  ファイバード 『ぐぅっ・・・・この・・・・まま・・・・では・・・・!!!』

  その時だった。エクスカイザーがファイバードのピンチに駆けつけた。急速に変形してスパイクカッターとジェットブーメランを撃ち放つ。多数のスパイクカッターで触手の側面を斬り刻み、その部分にジェットブーメランが5発炸裂した。

    ヴォオオオオオオン・・・・ギュウィイイイイッッ!!!

  エクスカイザー 『チェエエェエンジッ、エクスカイザーッ!!はぁあああっ!!!』

    シュシュシュシュガガガガガガッッ・・・・ドォドォドォドォシュウウウゥ!!!

    ズギャギャギャギャシャシャシャァアア・・・・ドォヴォドォズッガアアアアアアアッ!!!

  触手から開放されたファイバードはエクスカイザーと共に着地した。

  ファイバード 『エクスカイザー先輩!!来てくれたんですね!!』

  エクスカイザー 『ああ!!ここは私が援護する!!今のうちに武装合体を!!』

  ファイバード 『はいっ・・・・ん??』

  周囲に目を配ると、市民の人々がファイバードとエクスカイザー達にエールを送ってくれていた。

  市民A 「そんなばけもんとっととぶっとばしちまええええ!!!」

  市民B 「憎きハカイジュウに天罰下せぇええええ!!!」

  市民C 「知ってるぜ、あのロボット!!ハカイジュウと闘ってくれている奴だよな?!負けんじゃねーゾォおお!!!」

  ファイバード 『市民の人々が・・・我々にエールを?!!』

  エクスカイザー 『さぁ、我々で市民の期待に答えるんだっ!!!』

  ファイバード 『はいっ・・・・フレイム・ブレスターッっ!!!』

  ファイバードは空に向かって拳を突き上げた。撃ち放たれたエネルギーの先からフレイムブレスターが飛来。ファイバードに合体する。ヘッドユニットが折りたたまれ、額の飾りが展開しながら口許をフェイスガードが覆う。

  ファイバード 『フォームアップッ!!!』

  フレイムキャノンが折りたたまれ、両肩のアーマーが左右に倒れこむ。サンスライサーのレンズにフェニックスの紋章が浮かんだ。

  ファイバード 『武装合体・・・ファイッバァアアアアドッッ!!!』

  エクスカイザーは胸のライオンの口から炎の火球、フレーミングノヴァを連発させて攻撃を加えていた。撃ち放たれた火球がD‐16へ直撃していく。

  エクスカイザー 『フレーミング・ノヴァッッ!!!』

    ヴィギュァ、ヴュギュァ、ヴィギュアアアアアアッッ!!!

    ドォドォドォズウウウウウウンッッ!!!

  ファイバード 『フレイムソードッッ!!!』  

  ファイバードはフレイムソードを背部から取り出した。刀身がオレンジ色に輝く。ジャキッと右手に握り締めたフレイムソードの切先をD‐16に向けた。

  グワッと再度ファイバードにグロテスクな触手が次々と襲い掛かる。だが、フレイムソードの刃が一網打尽に切り伏せる。

    ズヴァアアアンッ、ズドォザァアアアッ、ザギャシュウウウンッ、ザヴァオオオオオン!!!

  ファイバードはフレイムソードをかざしチャージアップさせる。額のエンブレムが光りを放って輝き始める。

  ファイバード 『フレイムソード・・・チャアアアアアジ・アアアアアアプッッ!!!』

  光りが一点に収束し、フェニックスのオーラがファイバードに宿る。フレイムソードの刀身が炎を纏って燃え上がる。燃え上がるその切先を向けて、薄黄色のエネルギーに包まれたファイバードが突き進む。

    ギュゴォオオオオオオォ・・・・

  ファイバード 『でやぁああああああっっ・・・・フレイム・スラッシュッッッ!!!』

    ヴィギャズウウウウウウウウウウンッッ!!!