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のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』

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扉の中は、かなり広い部屋であり、隣の扉もこの部屋に繋がっていた。部屋の中は、大量のパソコンがあった。
「・・・ここは、何かの仕事場かな?」
と、スネ夫が呟いた。すると、迅がその言葉に応える様に言う。
「・・・・・恐らく、一般の社員の仕事場になっていたのでしょう。しかし、調べてみる価値はありそうですよ」
迅がそう言うと、ジャイアンが言う。
「じゃあ、3方向に分かれて探索しようぜ」
ジャイアンがそう言うと、3人は分かれて探索を始めた。ジャイアンとスネ夫は前方と後方に分かれ、迅は中央を調べた。





















数十分後、3人は、それぞれの探索を終えたが、特に発見は無かった。
「・・・此処には、何もありませんでしたが、他の部屋には何かあるかもしれません。次の部屋を探索に行きましょう」
迅がそう言うと、迅は次の部屋の扉に向かって行った。ジャイアンとスネ夫は迅に着いて行った。




その頃、のび太達の所では、引き続き、受付を探索していた。
「おい、のび太。そっちは何か進展あったか?」
退屈になってきた巌がのび太にそう言った。すると、のび太は巌の言葉に応える。
「いや、こっちは何もありません」
のび太がそう言うと、巌が言う。
「そっちも進展なしか。楽に進められるとは思ってはいなかったが、初っ端からこう躓(つまず)くとはな」
巌がそう言うと、のび太が言う。
「しかし、此処の何処かに上階に行く為のルートがある筈です。・・・・・僕がいるなら尚更ね」
のび太がそう言うと、巌が尋ねる。
「それ・・・どういう意味だ?」
巌がそう言うと、のび太は応える。
「このナムオアダフモ機関の中には、きっと、ドラえもんがいるから・・・・。ドラえもんは、僕が来たと知ったら多分会いたがるだろうしね」
のび太がそう言うと、真理奈がのび太に尋ねる。
「ねぇ、のび太君と、そのドラえもんってのは、過去に何かあったの?」
真理奈がそう言うと、巌も言う。
「そいつは俺も聴きたいな。何か深い訳があるんだろ?詳しく聞かせろよ」
巌がそう言うと、のび太はドラえもんに出逢ってから今までの出来事を偽りなく話した。宇宙一のガンマンとの一対一の決闘で勝利したことや、雲の上の世界に言った事、ゲーム会社を隠れ蓑にして、生物兵器の開発を行っていた売人との戦闘、大量の寄生生物との戦闘。真理奈は暇そうに聞いていたが、巌は、信じ難い内容であるにも係わらず、最後まで聴いていた。そして、のび太の語りが終わると、巌は言う。
「・・・・・・成る程な。だから、お前はナムオアダフモ機関にそこまで固執しているんだな」
巌がそう言うと、のび太は相槌を打った。
その後は、3人共引き続き探索を行った。







数分後、玲達のチームでは、とある進展があった。
「玲さん!ちょっと来て下さい!!」
聖奈が玲にそう言うと、玲は聖奈の下(もと)に向かって行った。燐もそれに続いて行く。玲と燐の2人が聖奈の下(もと)に到着すると、玲は聖奈に尋ねる。
「一体何があったの?」
玲のその言葉を聴いた聖奈は、すぐ傍の床を指差して言う。
「……この床の扉が怪しいんです」
聖奈はそう言いながら、床の扉を開けた。すると、そこには、地下へと続く梯子があった。
「………確かに、この深さだと、何かありそうね。下に降りて調べてみましょう」
地下へと続く穴を見た玲はそう言うと、梯子を降りはじめた。燐と聖奈の二人も、玲に続いて降りて行った。