新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第19話
京都技研社長 「被害が拡大する前に抑えてください!!破壊しても構いません!!私が責任を持ちます!!そして、この機会です!!ストライクボンバーとフレアダイバーを起動させます!!!彼らを思う存分に活躍させてあげてくださいっ!!」
舞人 「わかりました!!お願いしますっ!!これから工場見学に行く予定だったけど、ある意味手間がはぶけたね!!」
そして、ロコモライザーが京都技研本社の表道路に着陸。舞人がコックピットに乗り込む。モニターで現在の状況を分析を開始した。
舞人 「現在、京都府内においてロボットが暴走している!!これから起動する新たな仲間と連携してこれらを破壊するぞ!!」
マイトガイン 「新たな仲間か・・・!!」
舞人 「ああ!!トレーラー特急から変形する、ストライクボンバー。アームズ特急から変形するフレアダイバー。この2機がマイトガインの新たな仲間だ(もっとも、デザインは冴島さんによるものだから、コンボイとガンダムレオパルドD(←頭がバスターガンダム)にもの凄い似てるんだけどね・・・・・)!!」
同時刻、ストライクボンバーとフレアダイバーに意思が灯り、格納庫から出撃する。その姿を京都技研の社長と秘書、社員が見守る。
京都技研社長 「これで一応の我が社の責務は全うした。あとは、旋風寺さんに彼らを委ねようじゃないか・・・。」
秘書 「そうですね、社長!」
間も無くして舞人の許へ京都技研から通信が入った。
京都技研 「こちら京都技研のものです!!たった今、ストライクボンバーとフレアダイバーが発進しました!!現在の時点で、旋風寺さんの所有のロボットとなりますので彼らへの指揮は旋風寺さんにお任せいたします!!」
舞人 「OK、了解したよ!よし、そうとなれば・・・!!!」
京都中のフィールドを分析し、ファントムとブロッケンが暴走しているポイントを割り出した。そして彼らと初のコンタクトをとる。
舞人 「出たっ・・・映画村の近辺と二条駅周辺、清水寺近辺において暴走している・・・・・・・こちら舞人!!初めましてだな!!ストライクボンバー、フレアダイバー!!」
ストライクボンバー 『ああ!!こっちこそよろしくな!!!』
フレアダイバー 『こちらこそ!!』
舞人 「京都技研側からも聞かされていると思うが、現在、京都市内で新型のロボットと数機のブロッケンが暴走している!!これらを個々に撃破するんだが、ストライクボンバーは二条駅近辺、フレアダイバーは映画村付近に向かってくれ!!2機は現場の近辺を通っている山陰線の緊急路線を使って急行するんだ!!俺とマイトガインで清水寺近辺の新型ロボットを叩く!!」
ストライクボンバー&フレアダイバー 『了解っ!!!』
二条駅近辺。ブロッケン4機が力の限り好き勝手に暴走していた。
ディズガアアアアアンッ!!! ズドォゴォオオオンッ!!!
殴られ、蹴られては建造物が破壊されていく。地元警察もお手上げの状態だった。
地元警察A 「我々ではもはや手に負えん!!市民を避難させることでいっぱいいっぱいだ!!」
地元警察B 「警視庁のジェイデッカーに要請しなかったんですか?!!」
地元警察A 「本来ならそうしていたが、今日はたまたまこっちにマイトガインが来ているとのことでそちらに要請したそうだ!!」
地元警察B 「マイトガインに?!ん・・・・あれは?!!」
地元警察A 「デカ過ぎるトレーラーだな?!!」
その時、路線を飛び立ちながら上昇する巨大な白いトレーラーを確認した。それはストライクボンバーだった。トレーラー特急は空中で変形を開始する。
ギュウィイイイイッ!! ギュガン、ガガガシュウウン!!
ストライクボンバー 『チェンジッ、ストライクボンバーッ!!!』
正拳突きをキメて、ブロッケンの前に着地する。ブロッケンが彼を感知したのか一斉に振り向く。
ストライクボンバー 『由緒正しき京都の街を破壊するヤロウ共め!!このストライクボンバーが相手になるぜっ!!!』
1機のブロッケンがストライクボンバーに殴りかかろうと地響きを立てながら前進する。
ぐおっと唸るパンチ。ストライクボンバーはレフトアームでガードしながら裁き、強烈なボディーブローを叩き込む。
ストライクボンバー 『甘いッ!!はぁあああああっ!!!』
ガァアアンッ、ズギャドォゴオオオオオオッッ!!!
胸部が陥没。鉄拳は内部にまで食いこんでいた。爆炎を噴出しながら爆発するブロッケン。
ズドォドォゴォオオオオンッ!!!
1機撃破。この攻撃を合図にストライクボンバーは攻撃を仕掛ける。
ストライクボンバー 『それじゃ、今度はこっちからだっ!!!』
1機のブロッケンの間合いに飛び込むストライクボンバー。鉄拳の連打、ナックル・ラッシュを打ち込む。
ストライクボンバー 『ナックル・ラァアアアッシュっっ!!!』
ドォドォドォドォドォズドォドォドォゴォッ・・・ドォゴォガアアアアアアンッッ!!!
最後の1発を右ストレートで吹っ飛ばす。装甲がボコボコになってスパークを起こす。
吹っ飛びながら爆発するブロッケン。
ジッジッジジィイィッ・・・ディギャズドドガアアアアアアアンッッ!!!
瞬く間に2機を撃破し、次のブロッケンの間合いに就く。1、2、3と重いパンチを打ち込んで、圧倒し、更に拳をブロッケンのライトアームに打ち込んで、右腕を付け根から吹き飛ばす。
ストライクボンバー 『はぁあああっ!!!』
ドォッ、ドォッ、ゴォオオオオンッ・・・・ズドォガァアアアアンッ!!!
この攻撃の中、ブロッケンが飛び掛る。その方向へ振り向き回し蹴りでブロッケンを蹴り飛ばす。
ストライクボンバー 『・・・しゃああああっっ!!!』
ガズウウウウウウウウンッ!!!
攻撃を加えた2機にファイティングポーズで構えるストライクボンバー。
ストライクボンバー 『さぁ、どうしたぁ?かかってこいよっ!!!』
ストライクボンバーの挑発に乗るかのように1機のブロッケンが飛び掛った。この瞬間、ストライクボンバーは脚に装着されていた筒状の装備を握って取り外す。飛び掛りながら殴りかかるブロッケンにソレを握ったままボディーにブチ込む。
ストライクボンバー 『ダイレクト・クラッシャーッッ!!!』
ズドォゴォオオオッ・・・・ヴァギャズドォドォガアアアアアアアンッッ!!!
ブロッケンが激しく爆発する。脚に装備されたダイレクト・ボムを握り締めて直接相手にブチ込む荒技、ダイレクト・クラッシャーが炸裂した。
爆発の中から現れるストライクボンバー。更にここからストライクボンバーの右の拳がスパークし始める。
ストライクボンバー 『いくぜぇ・・・・!!!』
ジジッジジジジジィィィ・・・!!!
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第19話 作家名:Kブレイヴ