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　　　　グギョゴッ！　グギギギギ・・・・ゴガッ！！

　　エクスカイザー　『ぐああああ・・・・！！！』

　　　　ドゥヴィイイン、ドゥヴィイイィンッ！！！

　　　　ディギャズゴオオオオオオオオンッ！！！

　　Ｄ‐２０　「ゴオオオオオオッ・・・・！！」

　　突如としてＤ‐２０のボディーに直撃するレモンイエローのビーム。ジェイデッカーだった。

　　この攻撃で掴んでいたエクスカイザーを落とす。

　　　　ズン・・・

　　エクスカイザー　『ぐ・・・・。』

　　ジェイデッカー　『エクスカイザー！！』

　　　　ドゥヴィイイッ、ドゥヴィイイッ、ドゥヴィイイッ！！！

　　　　ズドォズズゥウウウウウウンッ！！！

　　片腕でＪバスターを構え、新たなビームモードで攻撃をかけていくジェイデッカー。苦しむように咆えるＤ‐２０。更にその後方から降下したレイバーズが射撃をかける。

　　ガンレイバー　『おらおらぁっ！！』

　　　　ガァン！！　ガァン、ガァン、ガァンッ！！

　　　　ドォ！！　ドォドォドォゴオオッ・・・・・ズズズズゴオオオオォッッ！！！

　　Ｄ‐２０　「ガシュウウウウウウッ！？？」

　　着弾したガンリボルバーの弾丸が表面で爆発する。

　　ショットレイバー　『これより支援する！！』

　　　　ディドォゴォオオォンッ！！　ディドォゴォオオォッ！！　ディドガアアアアンッ！！

　　　　ズゴゴゴゴォオオォォンッ！！！

　　Ｄ‐２０　「ゴガアアアアアアアッ！！」

　　リニアランチャーの弾丸が表面を砕く。Ｄ‐２０は、レイバーズに振り向く。その隙にジェイデッカーが、倒れこむエクスカイザーを抱え、一旦離脱する。

　　ジェイデッカー　『エクスカイザー、大丈夫なのか？！』

　　エクスカイザー　『あ・・・ああ。危うく取り込まれるところだったが・・・。』

　　そのまま地上へと着地する２体。

　　ジェイデッカーがエクスカイザーの安否を気遣う。

　　ジェイデッカー　『本当に大丈夫なのか？！戦闘が厳しければ後は私が引き受けるが・・・。』

　　エクスカイザーはゆっくりと体を起こす。

　　エクスカイザー　『ああ！！大丈夫だ！！キングエクスカイザーになれば問題は無い！！さぁ、早くレイバーズの所へ！！レイバーズだけでは到底勝てない！！』

　　ジェイデッカー　『わかった！！』

　　上空に向かって再び飛翔し、レイバーズの許へ向かうジェイデッカー。このタイミングを見計らい、エクスカイザーは両手をかざし上空に向かってエネルギーを撃ち出す。

　　エクスカイザー　『キングローダァアアアアアアッッ！！！』

　　エネルギーが撃ち放たれた先からキングローダーが召喚され、上空をエクスカイザー目掛けて駆け抜けてくる。そしてドッキングモードへ変形し、ハッチオープンの状態となる。そこへ身を投じるエクスカイザー。

　　エクスカイザー　『とう！！』

　　ハッチが閉じ、キングローダー内に収容されるエクスカイザー。新たな顔が現れ、フェイスガードが装備される。両腕の手首が飛び出し、胸に獅子の顔が浮かぶ。

　　キングエクスカイザー　『巨大合体！！キングエクスカイザーッ！！！』

　　Ｄ‐２０に向かって射撃戦を続けるジェイデッカーとレイバーズ。Ｄ‐２０がうめき声を上げる。彼らの武装は思ったよりも効果があるようだ。

　　　　ドォヴィイイイイッ！！！　ドォヴィイイ、ドォヴィイイ、ドォヴィイイイイィッッ！！！

　　　　ガァン！！　ガァン！！　ガァン！！　ガァン！！　ガァン！！

　　　　ディドォゴォオオッ！！　ディドゴオオオオッ！！　ディドォゴォオオオオオッ・・・！！

　　　　ズズズズズズウウウドォドォドォグゴオオオオオオオオンッッ・・・！！！

　　Ｄ‐２０　「ググググググウウウウ・・・・！！！」

　　ジェイデッカー　『撃ち続けろ！！銃身が焼きつくまでに！！』

　　ガンレイバー　『おらおらおらあああ！！』

　　ショットレイバー　『弾薬がその前にもつのか・・・？！』

　　苦しみ紛れに三つの頭が大口を空ける。すると破壊光線が撃ち出された。

　　　　グワッ・・・・・ヴィギュギュウギュドオオオオオ！！！

　　ジェイデッカー　『何！？？かわせえええええ！！！！』

　　レイバーズ　『おう！！！』

　　　　ズギャドォガゴゴゴオオオオオオオオオオオオ！！！！

　　間一髪でかわしきる。直撃した破壊光線が住宅地もろとも地面をえぐった。Ｄ‐１９のような瞬間的な光りによるものではなく、ビーム系の火線が撃ち出されるタイプであったことが、かわしきれた理由だった。

　　再度破壊光線を無作為に撃ち出す。尻尾から放たれた破壊光線が、Ｊバギーに向かって突き進む。

　　ジェイデッカー　『しまった！！奴の破壊光線がＪバギーに！！！』

　　レイバーズ　『隊長おおおおおおおっっ！！！』

　　吉崎　「超エネルギー急接近！！かわしきれない、いやあああああ！！！」

　　要　「葉山あああああああ！！！」

　　葉山　「うおおおおおお・・・・！！！」

　　　　ズガギャアアアアアアアアアアアッッ！！！

　　大爆発。だが、Ｊバギーは無事であった。Ｊバギーの前にはキングエクスカイザーがそびえ立っていた。

　　ジェイデッカー　『おおお・・・！！！』

　　葉山　「へ？？」

　　吉崎　「助かった？？」

　　要　「・・・・は！！エクスカイザー・・・・！？？」

　　キングエクスカイザー　『無事か？要隊長殿。』

　　直撃を受けたが、キングエクスカイザーの強固なボディーには些末なことであった。

　　要　「ああ！！無事だ！！すまない、エクスカイザー！！」

　　キングエクスカイザー　『あとは任せるんだ！！カイザーブラストッッ！！！』

　　　　ヴィギュドォオオオオオオオオオオオオッッ！！！

　　胸部のライオンの口から強力なサンダーエネルギーのビームが撃ち出される。カイザーブラストの直撃を浴び、Ｄ‐２０の鎌首を持ち上げた尾の頭部が一気にぶっ飛ぶ。

　　　　ズギュウドォオオオオオオオオオオオオッッ！！！

　　Ｄ‐２０　「ギギギギイイィイイイイ！！？」

　　Ｄ‐２０がキングエクスカイザーに振り向く。その時点でキングエクスカイザーはバックバーニア全開で急接近していた。そのまま激しく右の拳で殴打する。

　　　　ゴオオオオッッ・・・・・・・ドゴガアアアアアアッッ！！

　　Ｄ‐２０　「ギギ・・・！！」

　　吹っ飛ぶＤ‐２０。吹き飛んだＤ‐２０を睨みながらカイザーソードを取り出す。

　　キングエクスカイザー　『カイザーソードッ！！』

　　右脚から取り出したカイザーソードを右手で振りかざし、Ｄ‐２０に突っ込む。

　　起き上がったＤ‐２０が破壊光線を迫るキングエクスカイザーに撃ち出す。

　　　　ヴィギュドォオオオオオオオオ！！！

　　　　ズギュガアアアアアアアアアアアアア！！！！

　　ジェイデッカー　『キングエクスカイザー！！！』

　　レイバーズ　『あああ・・・！！！』