新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第37話
ズディドォドォドォキャッズズズズズドォオオオオオオッ!!!
レイバーズの弾丸が、BLW‐02変種の側面に集中して撃ち放たれていく。
BLW‐02変種 「キュコカアアアア!!」
生体砲身がレイバーズに向けられ破壊光弾を撃ち放つ。レイバーズがいた近辺の地面に着弾し、その爆発の衝撃で、レイバーズが吹っ飛ばされる。
ズドォコオオオオオッ!!
ギャドォガアアアアアアアアア!!!
レイバーズ 『ぐああああああ!!』
ジェイデッカー 『うおおおおお!!』
その時、瓦礫を突き破ってジェイデッカーが飛び立つ。Jバスターを構え、BLW‐02変種に撃ち込む。
ジェイデッカー 『狙い撃つっっ・・・!!!』
ズドォオオオッ!!! ズドォオッ、ズドォォッ、ズドォオッ!!! ズドォオオオッ!!!
ズズドォドォドォギャギャギャガアアアアアッ!!!
BLW‐02変種 「カカカカカクゥ〜・・・・。」
ジェイデッカーがサーチアイでロック・オンした箇所にJバスターのビームが連続で直撃する。苦しむBLW‐02変種。その状態から、持ち上げられた生体砲身に銃口を向けてビームを直撃させる。
ジェイデッカー 『アレを沈めれば!!』
ジャキッ、ズドォオオオオオッ!!! ズドォッ、ズドォオオオオオオッ!!!
ズドゥウウウウウンッ!!! ズドォドォヴァチャアアアアアアンッ!!!
BLW‐02変種 「クケケケケケェェェッッ!!!」
木端微塵に砕け散る大型生体砲身。更に横からガンレイバーが突っ込む。その手には電磁警棒が握られている。一気に突き刺して、高電流を流し込んだ。
ガンレイバー 『でやああああ!!』
ズンッ・・・・・バシュチチチィィッ!!!
BLW‐02変種 「キュコカアアアアア?!!」
さらに長い腹の部分に、ショットレイバーのリニアランチャーが連発して直撃していく。
ディドドォゴオオッ!! ディドォゴォ、ディドォゴォ、ディドゴオオッ!!
ズズドォドォゴゴドォドォゴゴゴォオオオッッッ!!!
要はこのタイミングを見計らって吉崎にJバスターのモード変更を指示する。
要 「よし!!そろそろ頃合だな!!吉崎、Jバスター・キャノンにモード変更だ!!」
吉崎 「了解!!Jバスター・キャノン、アクティブ!!」
ジェイデッカー 『モード、移行確認!!Jバスター・キャノン、ロック・オン!!』
銃口が、BLW‐02変種へと向けられる。エネルギーが銃口内にチャージングされていく。
吉崎 「Jバスター・キャノン、エネルギー充填率上昇、89、96、105、116、125・・・133・・・144・・・・156%!!いけます!!」
吉崎の声を確認すると、ジェイデッカーはJバスターの引き金を離した。
ジェイデッカー 『Jバスター・キャノン、シュートッ!!!』
ドォヴァギャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッッ!!!
凄まじいエネルギー過流が撃ち放たれ、BLW‐02変種の肉体をかき消す。
ズドォギャシャアアアアアアアアァァァァ・・・・ドォギャゴガドォオオオオオオッッ!!!
BLW‐02変種は激しく爆砕された。
もう一方では、勇者特急隊が奮戦する。ストライクボンバーがナックルラッシュをD‐24に繰り出す。
ストライクボンバー 『だりゃあああああああああ!!』
ドォグゴッ、ズドォオッ! ガドゴォッ、ダキャドォッ! ドォゴォオン、ズッドォオオッ!!
体勢を崩すD‐24にフレアダイバーが、ツイン・バスターシリンダーとブレストファランクスを撃ち込む。
フレアダイバー 『はぁあああ!!』
ヴィドゥルドゥダラララララララァ、ディゴォ、ディゴォ、ディゴォ、ディゴォッ!!!
ズズズドキャキャキャドォドォドォドォゴゴゴゴォオオ!!!
そして、マイトガインが標準充填エネルギーに満たされた動輪剣で、左薙ぎ(逆胴)の斬撃を斬り込んだ。
マイトガイン 『でやああああああああ!!!』
ザギャシュドォオオオオオオオオッッ!!!
D‐24 「ゲギギャギャガアアアアアッ!!!」
苦しみの叫び声を上げるが、すぐさま反撃に移る。口から触手器官を打ち出し、ストライクボンバーを吹っ飛ばす。
ビュディドォッ・・・ドゴガアアアアッ!!!
ストライクボンバー 『ぐおおおお!!』
上部のグレイの頭部二つが、破壊光線をフレアダイバーに撃ち放つ。
ヴィギュドォッ・・・・・ズディガアアアアアアアッ!!!
フレアダイバー 『うおおおッ!!』
そして、マイトガインに振り返り、上部の2本の槍をマイトガインに突き出した。
ズガドォオオオオオッ!!!
マイトガイン 『がああああ?!!』
舞人 『ちぃいいい!!』
紬 「きゃああああ?!!」
衝撃がマイトガインのコックピットを襲う。舞人は躊躇していた。やはり紬を乗せるべきではなかったのかと。だがその時、紬はあえてベルトをはずし、舞人の肩に腕をまわす。
紬 「舞人君・・・さっき勇気分けてくれた分、返すわ。」
舞人 「え・・・?ん・・・。」
紬は舞人にもう一度キスを交わす。舞人は、しばらく時が止まったかのような感覚になった。
紬 「・・・・勇気・・・返したわ。」
舞人 「ありがとう・・・100倍返しで帰ってきたよ・・・。さらに衝撃が激しくなるかもしれない・・・さ、シートに座って。」
紬 「うん・・・。」
シートに座り、再びベルトを着用する紬。レバーをぎゅっと握る舞人。一気に気合がみなぎる。
舞人 「ストライクボンバー!!ライザークラッシュでどちらか一方でいいから、奴のグレイのような顔を潰せ!!フレアダイバーは、ストライクボンバーの離脱を見計らって、フル・バーストアタックで全体に攻撃をかけろ!!」
ストライクボンバー&フレアダイバー 『了解!!』
ストライクボンバーが、ダッシュしながら拳をグッと構えて飛び掛る。右拳にスパークが発生し始める。
ストライクボンバー 『だりゃああああ!!ライザー・クラアアアッシュッ!!!』
ズドォヴァギャドォオオオオオオオオオッ!!!
グレイの顔どころか、上部先端部を粉砕。上体部分を壁代わりに蹴って離脱するストライクボンバー。フレアダイバーが、フル・シューティングをかける。全ビーム重火器が一斉に発射される。
フレアダイバー 『フル・シューティングッッ!!!』
ヴィドォルルルルルルルルルヴォヴォヴォドォドォズヴァダララララァアアアァ!!!
ドォドォドォドォドォドォヴァドォドォドォドゴゴゴゴゴゴオオオオンッッ!!!
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第37話 作家名:Kブレイヴ