二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

魔法少女リリカルなのは THE MACHINES WAR 4

INDEX|7ページ/28ページ|

次のページ前のページ
 

銀髪の男性が、第3医務室から姿を現した。

「レイル…?」

「もう一人の…漂流者…?」

「ヴィータもや」

後ろを向くと、密集する局員達の前に、司令の八神はやてがいた。

「はやて」

「2人とも目が覚めたようやし、話といこか」

「………」

女性もヴィータも態勢を解き、その場に佇む。

これ以上の言葉は必要無いと判断し、周囲は静まり返った。





BEAT第3棟最上階。

第一司令八神はやての一室に、はやて、リイン、シグナム、ヴィータ、シャマル、そして漂流者である2人の姿があった。

司令であるはやてと、正面には男性――レイル=フォスターがソファーに腰掛けている。

シグナム、ヴィータ、シャマルははやての後ろに、レイルの後ろにはポニーテールの女性――T‐900が佇む。

ふと、T‐900の視線がはやての側に浮かぶリインに向いた。

「……ん?」

視線を感じてリインは彼女を見るが、ジッと見られている事に戸惑ってしまう。

「な、何ですか…?」

「さっきから気になっていたんだが、それは人間なのか?」

「この子はリインフォースII(ツヴァイ)、融合騎のユニゾンデバイスです。まあ、人間ではないですけど仲良うしてください」

「宜しくです!」

「そ、そうか…。言い忘れたが俺の名はレイル=フォスター、Peace所属の一等陸尉だ。こいつは……T‐900、名前と思ってくれればいい」

「なるほどね、T‐900か…らしい名前だな」

ヴィータが腕を組んで言う。

「Peace……初耳や…」

「この町並みといい、Peaceを知らないといい………聞くが、此処はもしや魔法世界か?」

「この世界はミッドチルダ、魔法を武力とする時空管理局の地上本部が置かれています。“魔法世界”と聞かれたら、そうなりますね」

「そうか」

(成功したようだな。魔法世界は存在していた。これで…)

嬉しさ余り、口元が緩む。

「あ、自己紹介がまだでしたね。私は八神はやて、一応司令を勤めています。そして…」

「シャマルです」

「シグナムだ」

「ヴィータだ。おい、この女は機械だろ?一体何なんだよ?」

「………」

「こいつはターミネーター、俺達の世界の敵…スカイネットの殺人マシーンだ」