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バルタン星の人
バルタン星の人
novelistID. 38562
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絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 イベント・仲間割れ編

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ゼロ「またゾフィーかよ!?」

今回既に四度目の登場のゾフィーだった。

ウルトラの母「彼も決して目覚めません。このように…」

ナイス「え?」

ミラーナイト「それは……」

いつの間にか、ウルトラの母が“20万トン”と書かれた巨大なハンマーを軽々と持ち上げていた。
そして……

ウルトラの母「ぬるぼっ!!」

謎の掛け声と共に、ハンマーを勢いよく振り下ろし、ゾフィーのドテッ腹に直撃させた。

ゾフィー「ひでぶっ!!」

ゾフィーは目玉が飛び出しそうな体制になった途端、全身を痙攣させ、口から泡を吹いて動かなくなった。

五人「アッハハハッ!!」

当然堪えきれない五人。近くにいたメビウスも笑っていた。

デデーン

『全員 OUT』

スパン!×4 ドガシャ!

ウルトラの母「…このように、全く起きません」

心なしか、若干息を切らしているウルトラの母。

最後に右側の掛け布団に手を掛ける。現れたのは……

五人「!……プハハハッ!!」

患者の姿を見た五人は笑ってしまった。何故なら、カラータイマーを失ってペラペラになっているウルトラマンジャックだったからだ。

デデーン

『全員 OUT』

スパン!×4 ドガシャ!

ジャンボット「ぐぅ…!……何故彼はこんなことに?」

ウルトラの母「聞くところによると……深夜に帰宅途中、ドロボンにカラータイマーをひったくられたみたいです…」

ミラーナイト「…治るんですか?」

ウルトラの母「お湯に浸けて3分間待てば…」

ゼロ「カップラーメンかよ…」

グレンファイヤー「フフフッ…」

ナイス「クククッ」

デデーン

『グレンファイヤー ナイス OUT』

スパン!×2

メビウス「ありがとうございました!僕たちはこれから行くところがあるので……」

ウルトラの母「あら。ではまた…」

メビウスに促され、病室を後にする一同だった……



ゼロ「次は何処に行くんだ?」

メビウス「ウルトラ学校です!」

五人「ヴェ!? 」

ゼロ「なぁ、学校ってどんなところなんだ?」

メビウス「禁則事項です」

グレンファイヤー「どういうことだ?」

メビウス「禁則事項です」

ミラーナイト「さっきからそれしか言ってないような……」

メビウス「禁則事項です」

ジャンボット「だから!」

メビウス「禁則事項です」

ナイス「おい!」

ウルトラ学校に入ったはいいが、何処に行くのか全くわからない五人。肝心のメビウスも先程から返事がない、ただの屍のようだ状態だった。

グレンファイヤー「ったく!コイツどうしたんだ?」

ゼロ「わからない……」

メビウス「……次の角をマッガーレ」

ナイス「プッ!」

ミラーナイト「フフフッ…」
デデーン

急にメビウスがしゃべったかと思うと、訳のわからない単語が飛び出した。

『ミラーナイト ナイス OUT』

スパン!×2

メビウス「更に角をマッガーレば紹介する教室です!」

ナイス「…同じ手はくらいませんよ……」



メビウス「ウルトラ学校では、将来の宇宙警備隊隊員を生み出すべく教育しています!」

ゼロ「なるほど」

メビウス「では!早速1年E組の教室を覗いてみましょう!」

ジャンボット「何故そうなる…」

疑問を呈するジャンボットだったが、結局無意味なので一同は廊下から授業の様子を鑑賞することにした。

教室の教壇に立っていたのは……

80「みんな!今日は授業を始める前に言わなきゃいけないことがある」

ゼロ「やっぱり80か…」

ゼロの予想通り、担任の教師はウルトラマン80(エイティ)だった。しかし教室の雰囲気はなにやら悪そうだった。

80「さっきメイツ星人をいじめたのは誰た?本人から相談があったぞ?」

どうやらこれが雰囲気が険悪になっている理由のようだ。

生徒A「先生!俺見ました!メイツくんをいじめたヤツを!」

生徒の1人が挙手をして立ち、犯人を見たと言いだした。

80「誰だったんだ?」

生徒A「ウルトラマンナイスです!」

ナイス「はいィィィ!?」

突然の勧告に驚いたのは誰であろう、ナイス本人だ。

メビウスを含む他の五人も一斉にナイスを見る。

ナイス「い、いやいや!ワタクシはずっとあなた方達と一緒に……」

80「ナイス…まさかキミが……あんなにクラスのムードメーカーだったじゃないか!?」

80が廊下にやって来た。

ナイス「いやいやいやいや!僕はこの学校の生徒じゃないし!1年E組じゃないし!」

80「こうなったらしょうがない……ナイス!OUT!!」

デデーン

『ナイス OUT』

ナイス「えぇぇぇぇぇ!!」

OUT勧告に口を開けたまま叫ぶナイス。

しかもいつの間にかE組の生徒達がムチを持ってナイスに迫っていた。
80も加わって、その数、45人。

80「みんな!行くぞ!」

ナイス「なんじゃそりゃぁぁぁ!!」

スパン!×45

一斉に尻を叩かれるナイスを見た一同は……

ゼロ「ナイスwww」

グレンファイヤー「お前さっきからヒドイなwww」

ミラーナイト「フフフ…」

ジャンボット「すまん笑ってしまったwww」

デデーン

『ゼロ グレンファイヤー ミラーナイト ジャンボット OUT』

スパン!×3 ドガシャ!

悲劇の中、ただ1人“計画通り”な笑みを浮かべたメビウスだった……



メビウス「さぁて続いては!」

ゼロ「もう止めてくれ……」

ゼロの言う通り、五人は再起不能な状態になっていた。(特にナイス)

メビウス「さもないと終わらないんですよ?」

相変わらず黒い笑みのメビウスだったが、そんな一同の間に、1人の警備隊隊員が慌てた様子でやって来た。

隊員「大変です!」

メビウス「どうかしたんですか?」

隊員「超古代遺跡が出現しました!」

メビウス「なんだって!?それは本当かい!?」

グレンファイヤー「…古代遺跡?」

ミラーナイト「一体どういうことなんだろう……」

ジャンボット「さぁな…」

ゼロ「嫌な予感……」

ナイス「もう嫌だ…」

ネガティブな考えの五人だったが、見事的中することになるのは言うまでもなかった……

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