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バルタン星の人
バルタン星の人
novelistID. 38562
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絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 崩壊・大運動会編

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仮部屋狂騒曲





※これは、めちゃくちゃになったセットを修復している間に起こった出来事である!!

ゼロ「驚いたな〜。セットが壊れるなんて…」

ミラーナイト「どうやら“笑った奴をボコボコにしてもいい”と聞いて、怪獣達がついつい興奮してしまったみたいだね……」

グレンファイヤー「そりゃあそうだろ。積年の恨みが溜まっているんだからな〜」

ナイス「何でゼットンが……」

ジャンボット「で、私たちはこの急遽用意された部屋へと案内された訳だ」

現在五人がいる部屋は、真っ白でテレビ一台と長い机くらいしかない、楽屋のような部屋だ。
因みに先ほどまで気絶していたゼロは、この仮セットに案内された直後に目を覚まし、

四人から事情を聞いて現在に至る。

グレンファイヤー「こんな部屋あったのか〜。まさに“見知らぬ天井”だな」

ゼロ「おい、何か見えるぞ?」

ゼロが指差す先……其処にあったのは、

ゼロ「“ふ、フリートーク数十分!?”」

白いカンペに殴り書きされた文章に、ゼロは思わず声に出して読んでしまった。

グレンファイヤー「おいおい!そんなに長く喋るテーマはねぇぞ!?」

早くもやりたくない的な雰囲気に入った直後だった。

ミラーナイト「それにしても、どうだった?銀〇とス〇ダンのコラボは?」

ジャンボット「私は面白かったな〜」

ナイス「あ、同じく!」

早くもフリートークを開始した三人。完全にプライベートな会話である。

ゼロ「おいちょっと待て!何別作品の話普通にしてるんだ!?これ完全に素のトークだよな!?」

珍しくゼロがツッコミにまわった。

グレンファイヤー「そうだそうだ!……俺にもまぜてくれよ?」

ゼロ「お前もかよ!?」

ジャンボット「まぁカッカするなゼロ。そういえばゼロ、キミはこの間新たにアフレコしたらしいが……どの場面だ?」

グレンファイヤー「やっぱアレだろ?ジャンキラーとダ〇ル〇ーラ〇ザーごっこでも──」

ゼロ「それ以上は止めろっ!!」

ミラーナイト「そうだ。“ブラックホールが吹き荒れるぜッ!!”だっけ?アレ本当にゼロのアドリブなのかい?」

ナイス「ま、マジっすか!?アレ個人的にないだろ〜って思ったんですけど……」

ゼロ「…おい。コレおかしくないか?何俺が突然ターゲットになってるわけ?」

何故かはわからないが、四人はゼロを弄り始めた。狙いは大成功で、ゼロは赤っ恥映像を晒された芸能人みたいに赤面して立ち尽くしている。

グレンファイヤー「俺はよー。“俺のビッグバンはもう誰にも止められないぜッ!!”も何だよと思ったんだぜ?」

ジャンボット「奇遇だな。私もだ」

ゼロ「お、おまいら?いい加減にしないと──」

ナイス「ゼロさんってアレでしょ?厨二びょ─」

ゼロ「やめろぉぉぉ!!これ以上はいい!俺はドMになる気はない!!」

四人「アッハッハハハ!!www」

瞬間湯沸し器のようになったゼロの叫びに、四人は腹を抱えて笑ってしまった。

デデーン

『ミラーナイト グレンファイヤー ジャンボット ナイス OUT』

いくら仮セットとはいえゲームは続行中。というわけで四人は仲良く罰を受ける羽目になったのだが………

ナイス「あるぇー!?」

ナイスが驚いたのは他でもない。三人がベムラーだのエレキングだのベムスターだのといった比較的普通な怪獣が来たのに、何故か自分だけまたオーバーキルな怪獣のタイラントだったからだ。

タイラント「グェェェッ!!」

ナイス「何でこうなるのぉぉぉ!?」

ナイスの悲鳴が狭い仮セット中に響き渡った。そのせいで他の怪獣達をキレさせてしまい、ナイスだけおまけをくらったのは、また別の話。



メビウス「うぃ〜す。WAWAWA忘れ物〜っと」

ズタボロの五人(約一名、精神的な意味で)の空気を明らかに読んでいないメビウスが入ってきた。

ゼロ「何だろう…?光が点いたり消えたりしてる……」

そんな精神的ダメージがでかかったゼロは、精神崩壊してしまっていた。

ミラーナイト「あ…ゼロは気にしないで」

メビウス「わかっていますよ〜。どうですか?フリートークは」

グレンファイヤー「まぁおかげさまでゼロがあぁなったが……順調っちゃ順調だぜ?」

ナイス「もうイヤだもうイヤだもうイヤだもう………」

ジャンボット「後、仮セットまでメチャクチャなのも気にしないでくれ」

ジャンボットの言う通り、仮セットは机がボロボロになっており、五人は唯一無事だった椅子に座っている。

メビウス「大丈夫です。後できっちり怪獣の皆さんには責任を取ってもらいますので……」

メビウスは黒い笑みを浮かべながら語り、カ〇ーユ状態のゼロ以外の背筋が凍った。

メビウス「……というわけで!セットが修復するまでの間、皆さんには暇を解消してもらうべく、テレビでも見ていてください!」

メビウスが、仮セット内の奥に置かれているテレビを指差した。

グレンファイヤー「お、見てもいいのか?」

メビウス「もちろんさ〜」

退屈が頂点に達していたグレンファイヤーにとっては、嬉しい知らせだった。

ジャンボット「ちょっと待て。何か仕掛けがあるんじゃなイカ?」

ナイス「きっと笑いのトラップがあるんだってヴぁ!」

ミラーナイト「そして僕たちが罰を受ける…と」

しかしこれまでの経験からか、そう簡単にはのらない三人。

メビウス「嫌だな〜皆さん!…では証拠を見せてあげますよ?」

そう言うとメビウスは、懐から取り出したリモコンで、テレビの電源を点けた。テレビに表示された映像……それはただの報道番組だった。

それを見た四人はホッと一安心した。メビウスは「それじゃお楽しみください!」と満面の笑みでセットから出ていった。

ナイス「な〜んだ。またヘンテコな映像が流れるかと思いましたよ〜」

ジャンボット「まったくだ」

グレンファイヤー「さぁて、これで暇を潰すか?」

リラックスムードに入った三人だったが、ミラーナイトだけはまだ警戒体制を崩していなかった。

ミラーナイト「待って。これから始まる番組が……」

三人「?」

四人がテレビの画面に注目した直後、何処かの造生地が映り、爆発と火柱が上がってその中から五人の人間のシルエットが浮かび上がった。

四人「???」

ベタな特撮番組のヒーロー登場シーンに、四人は目を丸くした。
しかし、そのヒーローの姿に、四人は絶句することになる。

『ZAPレッド!』

『ZAPブルー!』

『ZAPイエロー!』

『ZAPグリーン!』

『ZAPピンク!』

『開拓戦隊!ZAPレンジャー!!』

ドドーンと背景で大爆発が起こり、ヒーロー登場……ていうか何故かあのスペースシップペンドラゴンのクルーがヒーローの衣装に身を包んでいた……

グレンファイヤー「なぁにこれぇ?」

ゼロ「どうしてアイツ等が!?」

いつの間にか回復していたゼロが、テレビを見るなり叫んだ。

ジャンボット「知ってるのか?」

ゼロ「忘れもしない!ペンドラゴンのクルーじゃねぇか!!」

ミラーナイト「はぁ…」

変な空気に包まれた五人を余所に、画面の中の五人は戦闘を開始していた。