絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 崩壊・大運動会編
因みに、レッドがレイ、ブルーがヒュウガ、イエローがクマノ、グリーンがオキ、ピンクがハルナだった。
レイ『みんな!行くぞ!!』
四人『オー!』
ZAPレンジャーは敵に向かって走っていく。敵は無数ペダン星人。がんばれぼくらのZAPレンジャー!!
流れるような格闘術で、ペダン兵を一層するZAPレンジャー。
すると今回の怪人とも言えるザラブ星人が現れた。
ザラブ星人『おのれZAPレンジャーめ!これでもくらえ!!』
ザラブ星人は両手から光線を発射して攻撃してきた!あぶない!まけるなZAPレンジャー!!
レイ『くっ……!こうなったら……』
辛うじて立ち上がったZAPレンジャー。そしてZAPレッドことレイが叫んだ。
レイ『ハルナ!ZAPハリケーンだ!!』
ハルナ『オッケー!トイヤっ!』
指示を受けてZAPピンクが絶対いらないジャンプをして置いたのはアメフトボールだった。
そして五人が並び立ち、レイが再び叫んだ。
レイ『ZAPハリケーン!イヤホン!!』
五人「ぷっ!w」
※既に笑いましたが最後までお楽しみください。
レイ『アタック!』
合図と共に走りだすZAPレンジャー。ハルナがまずボールを手にした。
ハルナ『いいわね?行くわよ!クマさん!!』
ハルナはクマノに向かってジャンプしてボールを投げてパスした。
説明しよう!ZAPハリケーンとは、ZAPレンジャー五人の力を合わせて放つ、最終最強究極鬼畜な必殺技なのだッ!!
クマノ『まかせろ!』
受け取ったクマノはボールを抱えながら、行く手を阻むペダン兵をタックルで蹴散らす。
クマノ『ほら行くぞ!オキ!』
クマノは右にいたオキに向かってボールを投げる。
オキ『おっとっと!』
何とか受け取ったオキは、ジグザグに走りながらペダン兵達をかわす。
オキ『行きますよ?ボス!』
オキは前にいたボスことヒュウガに向かってボールを投げる。
ヒュウガ『よし!』
受け取ったヒュウガは、何故かボールを再び地面に置いた。
ヒュウガ『レイ!クラウチングトライだ!!』
レイ『オッケー!!』
ヒュウガは奥に控えていたレイに指示を出し、レイは地面に置かれているボールに向かって全力疾走。そしてたどり着くと……
レイ『超振動波エンドボールッ!!』
こう叫んで、ボールをザラブ星人に向かって思い切り蹴った。
ボールは猛スピードでザラブ星人の下へ向かって行くと、途中でイヤホンに変形した。
ザラブ星人『おぉ〜。ちょうど耳につけるイヤホンが無くなっていたんだ。使わせて貰おう』
ザラブ星人、戦闘を無視して両耳にイヤホンをつける。
しかし……
ザラブ星人『!…何だ!?急に雑音が……ギヤァァァ!!』
突然イヤホンからものすごい雑音が響き、ザラブ星人は鼓膜が破れて大爆発を起こしてしまった……
レイ『やったぜ!』
四人『オーッ!』
ZAPレンジャーは勝利のポーズ。
ザラブ星人『踏み潰してやるッ!』
と思いきや、ザラブ星人が巨大化した。急いで下がる我らのZAPレンジャー。
レイ『しつこいヤツだ!』
レイはバトルナイザーみたいな機械で何かを呼び出した。
『発進!ペ〜ンドラゴンッ!!』
熱い認識音声が鳴ると、上空から空間を裂け、ペンドラゴンが現れた。
ZAPレンジャーはペンドラゴンに向かってジャンプすると、吸い込まれるようにして飛び乗った。
『ゴースタードラゴンッ!!』
更に後に続くように、ゴースタードラゴンが飛来した。
ZAPレンジャー『開拓合体!!』
ZAPレンジャーが叫ぶと、二隻の船が変形を始め、最後には合体した。
ZAPレンジャー『完成!メカゴモラ!!』
ゼロ「敵のロボットじゃねぇか!!」
ゼロがテレビに向かってツッコミを入れた。
一方、巨大戦では終始メカゴモラが圧倒、トドメの一撃になっていた。
ZAPレンジャー『必殺!メガ超振動波!!』
必殺技が決まり、ザラブ星人は今度こそ爆散。EDが流れ始めた頃……
デデーン
『全員 OUT』
ナイス「もうイヤだ…」
尚、ナイスの仕置き人はこれまたオーバーキルな怪獣、キングジョーブラックだったことを付け加えておく。
これは、セットが修復するまでのお話。
作品名:絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 崩壊・大運動会編 作家名:バルタン星の人