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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第44話

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  バイオ・バグ10 「グコカアアアアアッッ・・・コグアアアアッ・・・クキュガアアア!!」

  ジェイデッカー 『ああ、見ての通りだ・・・我々は一旦体勢を立て直すために後退命令を受けているが・・・。』

  この会話を聞いていた吉崎はすぐに戦況が変わったことを要に報告する。その表情は強気な笑顔になる。

  吉崎 「隊長っ!!エクスカイザーがジェイデッカーと合流しました!!バイオ・バグの数もほとんどが駆逐されています!!!」

  この展開に要は一気に攻めるのチャンスと判断する。

  要 「そうかっ・・・ならば今しかチャンスはない!!あのようなヤツを野放しには出来ないからなっ・・・・・ジェイデッカー、後退命令は取り消す!!攻めろっ!!!エクスカイザーと協力すれば奴を斃せるはずだっ!!!」

  要はジェイデッカー達に攻めを呼びかける。無論、ジェイデッカーはその声に応える。

  ジェイデッカー 『エクスカイザー・・・頼む!!』

  エクスカイザー 『無論だ・・・・・キィイイングローダーッ!!!』

  エクスカイザーは腕をかざし、エネルギーを上空に向けて撃ち放つ。その先からキングローダーが召喚され、空中を走る。

  キングローダーがドッキングモードへと移行し、各部を変形させて各ハッチが展開。エクスカイザーがその中へと飛び込む。

  エクスカイザー 『とうっ・・・・・フォームアップッ!!!』

  各ハッチが閉まり、エクスカイザーが中に収容された。ヘッドユニットに新たなフェイズが浮かび、フィスガードが装備される。両腕から手首が飛び出し、胸に獅子の顔が宿った。

  キングエクスカイザー 『巨大合体・・・キィィングエクスカイザーッッ!!!』

  キングエクスカイザーがジェイデッカー達の許に着地する。

  キングエクスカイザー 『さぁ、ジェイデッカー!!いくぞっ!!!』

    フュンッ・・・・シュファンッ!

  キングエクスカイザーはカイザーソードを取り出し、その切先をバイオ・バグ10に向ける。

  ジェイデッカー 『ああ!!』

    フォンッ!!

    ギュドォドォオオオオオオオオッッ!!!

  カイザーソードとJロッドを振りかざし、加速する2体警察勇者がバイオ・バグ10に突っ込んでいく。これに対し、バイオ・バグ10がワーム状の腕を駆使してエネルギー弾を撃ちまくる。

  バイオ・バグ10 「クコガアアアアアアッッ!!!」

    ギャズドォオオオオオッ、ギャズズドォォッ、ギャズズドォッ、ギャズドォッ、ギャズドォオオオオオッッ!!!

    ドォガギャアアアアア、ズドォガ、ヴァドォドォギャガアアア、ズドォガァアア・・・

  左右に動きながらキングエクスカイザーとジェイデッカーは攻撃をかわしていく。そして、2体は低空を上昇し、左にジェイデッカー、右にキングエクスカイザーで同時に攻め込む。

  キングエクスカイザー&ジェイデッカー 『はぁあああああああ!!!』

    ギュグォオオオオォ・・・ゴォオオオッ・・・ズギャドォガガアアアアアアアアッッ!!!

  バイオ・バグ10 「グガアアアァッ・・・・!!!」

  カイザーソードとJロッドの同時斬打撃が胸部にはいった。2体はそのまま突き抜けて身体を反転させ、カイザーブラストとJバスターを撃ち放つ。

  キングエクスカイザー 『カイザーブラストッッ!!!』

    ヴィギュガアアアアアアアアアアアッッ!!!

  ジェイデッカー 『Jバスターッッ!!!』

    ズドォオオオオオオオオオッッ!!!

    ドォヴァギャゴオオオオオオオオオオオオッッ!!!

  Jバスターはエネルギーが不十分故、威力は半減していた。だが、その分をカイザーブラストの威力が補った。

  バイオ・バグ10は背部に直撃を食らうものの、ズンッと踏ん張って再びキングエクスカイザーとジェイデッカーに身体を向ける。そして両肩のワーム状の腕からチャージショットが撃ち放たれる。

    キュゴォオオオッ・・・・ヴァズドォドォアアアアアアアアアアアアア!!!

  キングエクスカイザー 『何?!!』

  左右両端にエネルギー過流が直進する。間一髪で2体はこれをかわすが、後方の街に直撃し、大爆発を巻き起こしてしまう。

    ズギャドォゴアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!

  その爆発は、警視庁の部隊が待機している拠点の後方500メートル先で起こっていた。敵の脅威に冴島も驚愕せざる得ないでいた。

  冴島 「なんという事だ・・・・!!!」

  藤堂 「旦那・・・!!!」
  
  冴島 「あのような存在が人の手によって造られたというのか・・・?!!これはもはやバイオ生物犯罪の域ではない!!テロだっ!!!」

  以前に要が言っていた事と同じ事を口にする冴島。一つの企業がなしてしまった所業に憤りを覚えずにはいられなかった。

  冴島 「・・・・この過ちをとめれるのは彼らだけだ・・・頼むぞ、警察勇者!!!」

  冴島の熱い眼差しの向こうで奮戦する警察勇者達。再度攻め込もうと試みる。

  キングエクスカイザー 『アレを野放しには決して出来ない!!!まずはあの肩から生えているモノを破壊するぞ!!!』

  ジェイデッカー 『了解だ!!もう一度攻め込もう!!!』

  再度キングエクスカイザーとジェイデッカーは攻め込む。バイオ・バグ10はこれに対し今度は拳を振るって攻撃する。長い豪腕が再びジェイデッカーを狙って唸る。

  ジェイデッカー 『ぐっ・・・何度も中らんっ!!!』

    ギュゴッ!!

  ジェイデッカーは自らの機動性を活かしてかわした。振るわれた腕はジェイデッカーをかすめ、空気を殴る。

  その攻撃が懐に入るチャンスに繋がる。ジェイデッカーの視界モニターがターゲットの最も傷ついた部分をしぼる。だが、この時人間と極めて近い生体反応を感知してしまう。

  ジェイデッカー 『なんだ?!!これまでの生体反応で最も人間に近い・・・?!!だが!!!』

  だが、躊躇はしていられない。ジェイデッカーはただれた胸元にJロッドを叩き込んだ。

    シュフォンッッッ・・・ディギャドォオオオオォッッ!!!

  バイオ・バグ10 「キュグケアッ・・・??!」  

  ジェイデッカー 『超高電流、送電っっ!!!』

    ズディバシュババババビィビィビィガガガガァッッッ!!!

  バイオ・バグ10 「――――!!!?」

  超高電流が傷口を解してバイオ・バグ10に流れ込む。幾ら強固な身体とて、超高電流が身体に流れてしまえばどうにもならない。鮮やかな光りが瞬時に輝き、全身が焼け焦げ白煙を上げる。

  だがそれでも踏ん張り止まる。そこにカイザーソードの斬撃が入り、ワーム状の腕を斬り飛ばす。

  キングエクスカイザー 『はぁあああああ!!!』

    ズギャシュウウウウン・・・・・ズザギャアアアアアアアアアッッ!!!