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PN悠祐希
PN悠祐希
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魔法少女おりこ★マギカR 第2幕 【第3話】

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「不思議とね、さやかを生き返らせようとは思わなかった。それだけは、やってはいけない気がした。あるいは、彼女の意思が、止めたのかもしれない…
 だけど、もう、誰も、彼女と同じめに遭わせたくなかった。ボクのような思いをする人を、生み出したくなかった。だから…」
「思いあがるのも、大概にしなさい!」
 織莉子が、そう言い放った…
「確かに、あなたの考えは、素晴らしいかもしれない。でも、それは、あくまでも、あなたの感情でしかないわ。それを、私や、私の仲間達…それに、消えてしまった さやかさんにまで、押し付けないで欲しいわね」
「なんだって?」
「さっきも言ったとおり、私は、自分の意思で、魔法少女になったの。戦う運命を受け入れたの。それは、魔法少女になった者全てに言えることよ。あなただって、その運命を受け入れたのだから、解るでしょう?」
「もちろんだ。だけど、ボクには、剣道家として、元から戦う力と、心得があった。他の子達とは…」
「それが、思い上がりだと言っているのよ」
「え?」
「あなた、戦う力があるから、戦う運命を受け入れたっていうの? もしも、そうなら、そんな程度の人に、私は、守って欲しくなんかないわ…
 本当の強さはね、戦う力があろうが、なかろうが、必要な時には戦うことのできる勇気よ。さやかさんのようにね。彼女は、大切な者を守る為に、自分の全てを懸けることを選んだのよ」
「知ったふうなことを…」
「言うわよ、いくらでも。あなたが、本当の強さで、私達に協力するって思ってくれるまでね」
「ボクに…君達に、協力しろと?…バカバカしい。君達のような戦いの素人に、あんな命懸けの戦い、任せておけないよ」
「まだ言うか…ならば、しょうがないわね。脳筋類を説得するには、やっぱり、それしかないか…」
 織莉子が、そう言って、立ち上がった。
「…?…何をするつもり?」
「あなたのいう素人と、あなた…どちらが強いか、やってみましょうよ」
「…まさか」
「あなたに…決闘を申し込みます」